サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
俺と絶花。
その宣言を行った後、俺はその手にあるドンブラスターの頭上に掲げると共に。
「アバターチェンジ!」
その一言と共に、俺はすぐにドンモモタロウに変身する。
絶花は、その言葉を合図に、眼前にいる金木に向かって、走り出す。
対して、俺もまた目の前にいるカーリー・ディゼルに向けて、サングラソードを向ける。
「ふふっ、あの時の騎士にはならないのね」
「あの姿も、この姿も俺だからな!!」
それと共に、カーリー・ディゼルもまたその身の丈はあるだろう巨大な槍を手にこちらに突っ込んで来る。
俺は、即座にサングラソードを構えると、刀身を構える。
そして、そのまま、突撃してくるカーリー・ディゼルに対して。
「ぐっ」
身体と同じぐらいの大きさはあるだろう槍による突撃。
それを正面から受け止めるのは、無謀とも言える行動であったのだが。
しかし、それでも受け流す事は出来た。
相手の力を受け流し、その隙を突いて反撃を行う。
だが、相手もそれでやられる程、甘くはないようで。
すぐさま態勢を整えると、再びこちらに向けて攻撃を仕掛けてくる。
だが。
「アバターチェンジ!」『ボウケンジャー!』
鳴り響く音声と共に、俺は瞬時に跳び上がると手には、ボウケンボーを持つ。
ボウケンボーは、そのまま細長い槍となり、そのまま真っ直ぐとカーリー・ディゼルに向けて、放つ。
「へぇ!」
すぐに防御する為にカーリー・ディゼルは、その手にある槍を巧みに操り、ボウケンボーを防ぐが、その瞬間に俺は既に着地しており、追撃を与えるべく動く。
カーリー・ディゼルの戦い方は、確かに爆発力はあるが、それを行う際に隙がある。
だからこそ、その隙を突くような攻撃を行えば、奴も必然的に防御を行う。
だが。
「あなたって、確かに頭は良いけど、戦士じゃないのよねぇ!」
笑みを浮かべながら、俺の攻撃を受け止めると同時に、蹴りを入れようとするが。
俺はそれに反応し、腕でガードするが、体勢が崩れてしまう。
そこを見逃さず、更に追い打ちをかけようと襲い掛かってくるが。
それよりも先に俺が仕掛ける。
「アバターチェンジ!」『デカレンジャー!』
鳴り響く音声と共に、俺の姿は既に変わっていた。
ボウケンボーはディーマグナムの二丁拳銃へと変わり、銃口からは弾丸を放つ。
それに対して、カーリー・ディゼルは再び槍を回転させると、銃弾を全て弾き飛ばす。
その間にも、俺は接近していく。
先程の銃撃によって、相手は俺を近づけさせないようにしているだろうが、それが逆に狙い目でもあった。
「確かに俺は戦士じゃない。だけどな、俺は王なんだよ」
「何をっ!」
そうしていると、カーリー・ディゼルはその背後から迫る影に気づかなかった。
それは、絶花が相手をしていた金木。
彼がカーリー・ディゼルに当たる。
「ぐっ」
「忘れているかもしれないが、絶花はあの時から成長している。それこそ、最強だからな」
俺の方に意識を向けていたせいで、本来ならば手綱を握らないといけない金木の方に目を向けていなかった。
その言葉と共に、俺の手にはディーマグナムの代わりにディーソードベガが現れる。
「絶花!合わせてくれ!」「分かっているよ」
それと共に、俺達は同時に構える。
ディーソードベガを構える。
俺と絶花。
二人に挟まれる形で、カーリー・ディゼルと金木がいる。
「二天一流、奥義三番──」
そして、俺達は走り出し。
「インパルス・ベガスラッシュ」「落花狼藉」
その言葉と共に、確かな感触があった。
だけど、俺達は、そのまま目を向けるが、そこには、金木しかいなかった。
「カーリーの奴は」
「逃げていった」
「逃がしちゃったっ」
オーフィスの言葉と共に、ここで止める事が出来なかった事に、手を握り締める。
「けど、どうする、この人」
そう、絶花は、金木の方に目を向ける。
今は、気絶している為、動き出す心配はない。
けれど。
「・・・神器というのは、所有者の思いで力を変える事が出来る」
「太郎?」
「だったら、試す価値はあるか」
そう、俺は自分の手元に出したのは、俺自身の王の駒。
その王の駒を、金木の身体に置く。
「テイク」
その言葉と共に、金木の身体から出てきたのは、兵士の駒だった。
兵士の駒は、そのまま、色が変わって、再び吸い込まれる。
それによって、金木の背中から生えていたムカデが、消える。
次回の王は
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妖怪王
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機械王
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怪獣王
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幻想王