サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
神と名乗るステイシーからの言葉に対して、俺も介人も首を傾げる。
「「そもそも、メルヴァゾアって、何?」」
同じ疑問を呟いてしまう。
「そうだね、太郎君に分かりやすく言うと、滅が君に対して刺客を送った存在かな」
「ある意味、親玉かよ」
そこで滅のワードが出てくるとは、思わなかったので、呟いてしまう。
「それで、そのメルヴァゾア?だっけ?そいつって、キカイトピアとどういう関係があるの?」
「ふむ、そうだね。そもそも、トジテンドはどうやって、あそこまで力を得たと思う?」
「えっ?うぅん、ジュランが本当に昔から支配していたって聞いたけど」
それと共に、介人の言葉に対して、俺は首を傾げる。
「トジテンド?」
「あぁ、少し前に俺達が戦っていた敵なんだ。今は敵のボスのボッコワウスを倒したから皆は仲良くっやっているよ」
「そう、けど、ボッコワウスに力を与えたのが、メルヴァゾアなんだ」
「えぇ?!」
それには、介人は驚きを隠せなかった。
「メルヴァゾアは、その当時の世界を支配する為に初代ボッコワウスに力を与えた。それによって、より支配しやすいトジテンドを造り上げる事が出来た」
「そんな事がっ」
「その、トジテンドというのは分からないが、ようするにそいつらが関連しているのは分かった。けど、なぜメルヴァゾアが俺の世界に攻め込もうとしているんだ?」
「あえて、言えば、今度は失敗しない為だ」
「「失敗しない為?」」
まるで、既に失敗しているような言葉だけど。
「一度目は、介人によって、キカイトピアが完全に変わった事だ。これによって、メルヴァゾアは実は現状は弱体化している。以前のような行動をすれば、現状は他の多くの平行世界と繋がりのあるゼンカイトピアには勝てない」
「それって、俺のせい?」
「いや、それはないだろ」
「二度目は、君が滅を完全に味方にした事。これによって、メルヴァゾアの力は弱体化していると考えた。だからこそ、三度目の失敗をしない為に」
「太郎の世界を破壊しようと」
その事実に、俺は。
「絶対にさせるか」
そんな奴らに、俺達の世界は破壊させない。
「俺も協力するよ!」
「けど」
「困った時はお互い様だよ」
「・・・ありがとう、けど、今の戦力で果たして勝てるのか、それはどうなんだ、神」
俺は問いかけると神は、首を横に振る。
「無理だろうね、例え君の世界と、このゼンカイトピアが力を合わせても、メルヴァゾアに勝てる可能性は低い」
「けど、全力でやれば、なんとか」
そう、介人の言葉を聞きながら。
「いや、それだけでは無理だ」
「そんな!」
「けど、それはあくまでもそれだけだったらだ」
その時、俺は。
「俺に策がある」
年の終わりと共に次回から最終章?始動
次回の王は
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妖怪王
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機械王
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怪獣王
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幻想王