サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
暴太郎鬼を、倒す事は出来た。
その実感は、未だにない。
なぜならば、これまで、幾度となく。
俺の前に立ち塞がった奴だ。
「この程度で、果たして終わるのか」
疑問の声。
それを呟いた時。
「所がぎっちょん!終わる訳ないよねぇ!!」
「リゼヴィム」
そこには、気絶から起き上がっていていたリゼヴィムが、俺達の前に見ていた。
奴に対して、俺達は警戒しながら見ていると。
「あぁ、本当に、君達のおかげで僕ちゃんの計画がすっかりと失敗しちゃったからねぇ!!だからぁ!!」
すると、暴太郎鬼がいた場所へと向かった。
それと同時に、次元のゲート。
そこから降り注いだのは、メルヴァゾア達の、機械生命体達の破片だろう。
全てが、集まる。
グシャリグシャリっと。
それらが歪に合わさり、現れたのは、怪物。
「まさか、未だに」
「面白い!巨大な奴には巨大な力だ!久し振りのあれをやるぞ!!」
「あれって、もしかして!!」
その言葉と同時に、俺は既に構えている。
「さぁ、最期のお祭りだ!盛り上がろうぜ!」『いよぉー!ドン!ドン!ドン!どんぶらこぉ!超ロボタロウ合身!大・合・体!大・合・体!』
「あぁ、やっぱり!」
その言葉と共に、俺はドンロボタロウへと変身する。
それに合わせるように、他のメンバーもまたロボタロウへと変身する。
それだけじゃない。
「うわぁ、なんだ!!ってぇ!太郎さん!」
「来たか次郎!お前も合体だぁ!!」
「えぇ!!」
俺の合体に合わせるように、引き寄せられた次郎。
その次郎に合わせて、俺達もまた合体する。
これまでのドンオニタイジンとは違う。
次郎と、そして新たなオミコシフェニックスが合わさった事により。
「なっなんだか、色々とごちゃごちゃしている」
「・・・かなり痛い」
「あっ、誰か、触った!」
「完成!トラドラオニタイジン極!」
俺達が、そう一つになった。
この状況に関して、誰も言わないが、気にしない。
トラドラオニタイジン極。
その姿は、眼前にいる化け物と同じぐらいの大きさの鋼鉄の巨人へと俺達が変わった。
その手には、そんな巨人と同じぐらいの大きさの槍を持ち、構えていた。
「さぁ、行くぜ!」
その叫びと共にトラドラオニタイジン極は眼前にいる怪物に向かって走り出す。
トラドラオニタイジン極は、槍を片手に、もう片方の手で拳を作り、怪物の顔面を思いっきり殴る。
怪物は、それに対して、トラドラオニタイジン極に身体に、巻き付くように機械の触手が襲う。
しかし。
「無駄だぁ!!」
その叫びと共に、槍を振るえば、まるで紙でも斬るかのように簡単に、その触手を切り落とす。
そのまま、トラドラオニタイジン極は怪物の胴体部分まで一気に駆け上がる。
そして、思いっきりジャンプすると、怪物の顔目掛けて、槍を突き刺す。その攻撃に対して、怪物は顔を背ける事で避ける。
だが、それこそが、狙いだった。
「オラァッ!!」
槍を顔から抜くと同時に、今度は蹴りを放つ。
それにより、怪物の頭は大きく後ろに下がる。そこに出来た隙を見逃さず、槍を振り上げる。
「銀河桃一」
それと共に、トラドラオニタイジン極の後ろに、家臣達の幻影が現れる。
それが、各々の攻撃が、槍へと集まり、光となる。
そして。
「ドンブラファンタジア極!」
そのまま光の槍を、真っ直ぐ。
怪物に突き刺した。
爆発音と共に、怪物の姿が消えていく。
それと同時に、空にあった黒い雲も消えていき、元の青空に戻る。
それと共に全員の言葉が揃う。
「究極大勝利!」
次回の王は
-
妖怪王
-
機械王
-
怪獣王
-
幻想王