サムライガールの幼馴染みは王様を目指す   作:ボルメテウスさん

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時空の王の誕生

「・・・ふむ、全く分からん」「ちょっ、太郎!!」

 

俺の言葉を余所に、絶花は俺の方を見る。

 

ただ、1つ、分かる事としては。

 

「とりあえず、戻るぞ!絶花!」「あぁもぅ!太郎の馬鹿ぁ!!」

 

俺達は、そのままコックピットに乗り込む。

 

乗り込んだのは、良いけど、さて、これからどうするか。

 

画面を見ると、外の様子は分かるが、それでも最悪な状況は変わらない。

 

外にいる巨大な2体のドラゴンは、こちらを睨んでいる。

 

さらには、確実に人間じゃない奴らは、こちらを警戒している。

 

未だに、この状況を理解出来ていないにも関わらず。

 

確実に分かる事と言えば、ここでなんとかしなければ、俺達の命はないという事。

 

「さすがに、このままじゃヤバいよ!」

 

「そう言われてもなぁ、んっ?」

 

そうしていると、操縦席に、何かあった。

 

それは、時計のような何か。

 

「なんだ、これ?」

 

疑問に思いながら、手に取る。

 

それと共に、時計は、一瞬で変わる。

 

そして。

 

『ジオウ』

 

「ジオウ?」

 

鳴り響くそれに、疑問に思う。

 

そして、コックピットから出てきたのは、そんな時計にピッタリと填める事が出来るように造られたそれは。

 

そのまま、俺の腰に巻かれる。

 

『ジクウドライバー!』

 

「じくう?」「というよりもドライバーって、事はベルト?」

 

疑問に思うよりも先に、既に外の状況は待たない様子。

 

「やるしかないのか」

 

俺は、その手に持った時計を、そのままジクウドライバーにセットする。

 

それに合わせて、俺はゆっくりと構える。

 

まるで、それを知るように。

 

そして、その言葉を。

 

「変身!」『ライダータイム!仮面ライダージオウ!』

 

そうして、鳴り響いた音声。

 

同時に、周囲の時が、まるで一瞬。

 

止まったような感覚。

 

だが、それと共に、俺の姿は変わる。

 

「えっ、太郎!その姿って」

 

「・・・おぉ、マジか」

 

気づけば、俺は、変わっていた。

 

画面に映し出されているのが、もしも俺ならば、間違いなく、俺だろう。

 

銀色の時計の鎧。

 

それが表現として正しいだろう。

 

けれど、それ以上に。

 

俺の顔に刻み込まれている『ライダー』という文字の仮面。

 

それが何よりも特徴的だった。

 

『祝え!』

 

「「んっ?」」

 

すると、聞こえて来た声。

 

それは、どこからなのか。

 

疑問に思っていると、俺達は自然と隣を見る。

 

「時空を超え、過去と未来をしろしめす時の王者!その名も仮面ライダージオウ!まさに生誕の瞬間である!」

 

そこに立っているのは、白い魔法使いを思わせる女性。

 

白銀の髪が特徴的な女性が、そこに立っており、俺を見つめている。

 

そして、そんな女性を見て、俺達は、思わず呟く。

 

「「誰!?」」

次回の王は

  • 妖怪王
  • 機械王
  • 怪獣王
  • 幻想王
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