サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
「いやぁ、やっぱり信じて貰えなかったねぇ」
「普通は信じて貰えないと思うよ、あんな出来事」
学校が終わった放課後。
俺はいつものように絶花と一緒に過ごしていた。
二人で過ごす事が既に日課となっている俺達は、特に違和感もなく、互いの出来事を話していた。
最も、絶花の場合は、学校で相変わらず友達が出来なかったので、それ程、変わらなかったが。
「まぁ、タイムマシンがどこにあるんだって言うけど、まさか」
そのまま、今ではすっかりと猫のように俺と絶花。
各々の膝の上で甘えるように寝転がっているドラット達がタイムマシンなんて、言えないのだから。
「けれど、これからどうするの?」
「というと?」
「いや、その、この子達の事もそうだけど、そのジオウとかいうの」
絶花が目を向けたのは、俺がジオウへと変身した際に使ったドライバーであるジクウドライバーである。
ドラットの体内にあった機械から出てきたこのドライバーも。
そして、ドライバーにセットして使う事が出来るライドウォッチというアイテムも。
それらは、未だに謎に包まれている。
謎を解決する為に、それを知っていると思われる人物である花の魔術師は、現代に戻ってきた時点でいなくなっていた。
それらを知る鍵があるとしたら。
「これらも何か、分かる手掛かりになるのかなぁ」
そうして、俺達が目を向けたのは、何十という時計。
だけど、その時計は、何も刻み込まれていない。
俺が、ジオウに変身した時に使ったライドウォッチと形は似ているが、ジクウドライバーに装填しても何も反応しなかった。
「どちらにしても、未だに情報が少なすぎるからな。というよりも、俺達自身の事も」
そうして、俺達が悩んでいる時だった。
俺のスマホが鳴った。
一体、誰からの電話かと疑問に思っていると。
「んっ、キンジの奴?一体、何の用なんだ?」
俺は、疑問に思いながらも、キンジからの連絡にすぐに取る。
「もしもし、どうしたんだ、キンジ?」
「あっ出たか!ヤバいぞ、太郎!」
電話の向こうにいるキンジがかなり焦っている事は電話越しでも分かる。
だが、それがどのような状況でヤバいのか分からずに、質問する。
それと共に、俺が立ち上がると共に、絶花もまた立ち上がっていた。
すぐに出られるように。
「何がヤバいんだ」
そうして、懐から既にジクウドライバーを腰に。
そのまま、キンジ達の状況を確認すると。
「オカルンが、イチモツを奪われて、怪物になったんだ!」
「「・・・いや、どういう状況なんだ!?」」
キンジからの言葉に対して、俺も絶花も叫んでしまう。
次回の王は
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妖怪王
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機械王
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怪獣王
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幻想王