サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
キンジの連絡を受けた俺達は、すぐに向かった。
向かった場所は、ここから少し離れたトンネル。
そのトンネルの近くで、オカルンが化け物になったと聞いたけど。
「おいおい、聞いて来てみれば、これはとんでもないな」
「いや、そんな呑気に言わないで、手伝ってくれよ!」
その言葉と共に、俺達が見つめた先。
歯が剝き出しの蛇のような不気味な存在。
そんな存在に対して、キンジは、見た事のない茶色い制服を身に纏い、手には銃を持っていた。
「いや、その前にキンジの格好も気になるんだけどな」
「俺のこの格好に関しては後で説明してやるから!絶花ちゃんの力を借りたいんだ」
「えっ、私の、なんで?」
そのまま、絶花の方に目を向ける。
「それも含めてだ。とにかく、このままじゃ、オカルンが」
「よく分からないけど、なんとか止めれば良いんだな」
「いや、太郎!お前は何を「変身!」へっ」
『ライダータイム!仮面ライダージオウ!』
こちらに疑問をぶつけるキンジの言葉を無視して、俺はすぐにジオウへと変身する。
ジオウに変身すると共に、オカルンの方へと向かう。
「えっ、いや、何が起きているんだ」
疑問に思うキンジを無視して。
「おい、オカルン、少し止まりやがれ!」
俺がそう叫ぶと、オカルンは、こちらに目を向ける。
すると、くちゃくちゃとしながら。
「オッパイ吸わせてやるからよぉ」
「んっ?」
そのまま。
「イチモツしゃぶらせろ」
「何を言っているんだ、こいつ」
確かに可笑しくなっているとは聞いたが、まさかここまでとは。
「今、オカルンは、ターボババアに取り憑かれている!」
「ターボババア?なんか都市伝説かなんかで聞いた事あるけど、そいつか」
なぜ、それがここに出てきているのか、疑問に思うが。
「あえて、答えよう。てめぇのような奴よりも絶花の方が魅力的だからいらん!」
「絶花?一体、どこの小娘で」
そう、オカルンに取り憑いているターボババアが呟こうとした時。
「そういう事を大声で叫ばないでよ!!」
既に後ろに回っていた絶花が、構えていた。
視線は完全に俺の方に向けていた為に絶花の動きを見ていなかった。
ターボババアは、すぐに避けようとしたが。
『タイムチャージ! 5・4・3・2・1…ゼロタイム!!』
俺は、その手には、このジオウの姿になった事で得た武器、ジカンギレードを構えていた。
ジカンギレードというのは、剣としても使えるが、銃としても使える便利な武器である。
そんなジカンギレードの銃口で狙ったのは。
「絶花!」「うん!」
オカルンが逃げようとした方向。
そこを防ぐように放たれた『ジュウ』という文字が、オカルンの動きを封じる。
同時に、絶花はその手に持つ刀の峰でオカルンに攻撃する。
その刀から放たれる攻撃によって、オカルンは、元の姿へと戻っていく。
「少しはどうにかなったと思うけど、キンジ、少し説明して貰おうか」
「・・・あぁ、分かった。俺も、聞きたい事があるからな」
そうして、互いの事情を知る為に話し合う事になった。
次回の王は
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妖怪王
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