サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
ターボババアとの戦いが終わった後。
俺達の日常は戻ってきた。
戻ってきたと言っても、未だにオカルンのイチモツは見つからないままであった。
「というよりも、オカルン。結局の所、お前のって、どっかの野生動物に喰われたりしないのか」
「いきなり、とんでもない事を言うんですか!!」
キンジの現実的な意見に対して、オカルンは思わず突っ込んでしまう。
「まぁ、オカルンのに関しては、ターボババアから聞いた話だと、なんだか妖怪を引き寄せる何かに変わっているらしいからな。それを探していくぞ」
そうして、俺達は教室で、話していた。
最も、そんな話題をしても、俺達に話しかける奴なんて、いないだろう。
「おぉ、相変わらず集まっているなぁ!」
「んっ」
そんな会話を行っていると、ふと、話しかけられた。
振り返ると、そこには。
「茅森か」
「よぉ、王さま!それにキンちゃんにオカルン!」
「うげぇ」「うぐっ」
そこにはクラスメイトである茅森がこちらに近づいてきた。
俺は笑みを浮かべて、そのままハイタッチをするが。
キンジとオカルンは、なぜか後ろに下がっていた。
「なんだよ、二人共。相変わらず、乗りが悪いなぁ」
「そうだぞ、茅森は面白い奴なのに」
「いや、面白いという以前にお前達が揃うと突っ込みが追いつかないんだよ!」「二人のボケが二乗になって、色々とヤバい事になるんですよ!」
何やら、キンジとオカルンは、よく分からない事を言うが。
茅森 月歌。
高校の入学と共に、この辺に引っ越してきてきた女子生徒。
あまり人がいないこの街においては、かなり目立つ容姿をしており。
当初は、その容姿もあり、かなり多くの人間が彼女に集まろうとしていた。
けれど、茅森の面白い行動に対して、どこか引いており、離れて行動するようになった。
俺は、かなり面白かったので、一緒に行動する事は多かったが。
「ぶぅ、せっかく面白いのを拾ったから遊ぼうと思ったのに」
「面白いの?それは一体、何だ何だ!」
そうして、茅森は不敵な笑みを浮かべた。
俺も思わず誘われるがままに遊ぼうとしたが。
「いや、太郎、そんな事よりも探す物があるだろ」「そうですよ、頼みますから」
キンジとオカルンに止められてしまった。
それは、まぁ、オカルンのイチモツを探すのは大切かもしれないが。
「えぇ、そう言わずに、見てくれよ、これを!」
そう、茅森が取り出したのは。
「このゴールデンボールを!」
茅森が見せつけたのは、まさしく、その名の通り、金の玉。
そして、俺達が探していた奴だ。
「「「あったぁぁぁぁぁ!!」」」
それに対して、俺達は思わず叫んだ。
次回の王は
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