サムライガールの幼馴染みは王様を目指す   作:ボルメテウスさん

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私の伝説はここから

先程まで、蟹を倒す事に対して、かなりやる気を出した俺達。

だが、現状は。

 

『ライダータイム!仮面ライダージオウ!アーマータイム!3・2・1!フォーゼ!』

 

フォーゼアーマーを身に纏った俺の上に乗っている茅森と共に絶賛逃げている最中である。

 

「さて、どうやってあの子達を成仏させようか」

「全く方法を考えていなかったのか、茅森」

「いやぁ、当初は話し合えばなんとかなるかなっと思っていたけど、あれはかなり暴走しているから話も出来ないね」

「あぁ、たぶん、少し前の戦いの影響かな?」

「かと言って、このまま傷つけるのも可愛そうだからなぁ」

 

そうしながら、茅森はさらに腕を組んで、悩んだ。

 

「聞くけど、あの蟹は一体」

「・・・この辺ってね、かなり人通りが少ないから、性犯罪が起きやすいんだ。それで亡くなった子がかなり多いらしいの」

「・・・」

 

その茅森の表情は、見えない。

けれど、彼女自身、それを気にしている様子で言う。

 

「私の家ってさ、色々と面倒な家系なんだよねぇ。人を守るっていう目的で戦うけど。その目的の為に友達にもなりそうな存在にも、あぁして苦しんでいる子達をも。躊躇なく消しちゃうんだ」

「茅森はそれが嫌なのか」

「うん。私がやりたい事も出来なかったからね、ここの担当になった時もね」

 

そうしながら、茅森は、俺の上でその事を話してくれた。

 

「・・・そうか、気に入らないか、だったら」

 

そんな茅森に対して、俺は。

 

「俺の所に来い」

「王さまの所に?というよりも、王さまが一体、どんな勢力なの」

「・・・さぁな、未だに俺を含めて、5人も満たない王国だ。けどな、だからこそ、造り上げるんだ」

「・・・造る、か」

 

それと共に、茅森は。

 

「だったら、あたしの伝説はこれから始まる。だから、王さま、あんたの家臣にならせて」

 

その言葉を聞くと共に、俺の身体から飛び出たのは、例の駒。

その駒が茅森の中に入ると共に、俺の持つライドウォッチが変化する。

 

「これは」「おぉ、なんか変わった」

 

それを見た茅森は、驚きを変わった。

同時に。

 

「なんだか、いける気がする」

「いけるって?」

「あの子達を助ける力。それが、ここにある気がする」

「本当に」

「あぁ」『響鬼』

 

それと共に、俺達は宙を舞いながら、そのままフォーゼライドウォッチを新たに起動した響鬼ライドウォッチをもう片方に装填する。

 

「変身!」『ライダータイム!仮面ライダージオウ!~!響鬼!』

 

そう、空中でフォーゼのアーマーが分離する。

その代わり、俺の眼前に現れた紫色の鬼を思わせるアーマー。

そして、両肩には炎のような紋章が刻まれる。

そのまま、地面に着地すると共に、俺の両手には太鼓の鉢。

地面に叩きつけると、鳴り響いたのは音。

周囲を、清めるような音。

 

「おぉ、これは」

 

すると、茅森は笑みを浮かべた。

そして、眼前にいる蟹は、動きが止まった。

それと共に。

 

「祝え!」「おぉっと」

 

同時に、恒例行事と言える言葉が聞こえる。

 

「時空を越え過去と未来をしろしめす時の王者!その名も仮面ライダージオウ 響鬼アーマー!」

「誰?」

 

その登場に対して、茅森もさすがに驚いた様子。

 

「なぁに、通りすがりの花の魔術師さ」

「・・ふむ、つまりは」

 

それを聞いた茅森は。

 

「花ちゃんか!!」「・・・うぅん、この反応は初めてかも」

次回の王は

  • 妖怪王
  • 機械王
  • 怪獣王
  • 幻想王
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