サムライガールの幼馴染みは王様を目指す   作:ボルメテウスさん

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風は舞いながら

Wアーマーを身に纏いながら、目の前にいる少女に目を向ける。

 

「あそこまで恨まれるような出来事なんて」

 

これまでの俺の戦いを振り返って、思い出してみても。

そこで、俺が最初に思い浮かんだのは、最初の戦い。

俺が初めて、ジオウになって、メカキングギドラを操って、巨大なドラゴンを2体を倒した事。

その際に、周りにいた天使とか悪魔とか巻き込まれた。

 

「めっちゃあった」

「何をしたの!?」

 

俺の言葉に対して、桃が思わず叫んでしまうが。

 

「いやぁ、色々とあってな」

「いや、そもそも、そのライドウォッチ、何時、手に入れたの」

 

俺がそう腕を組んでいると、茅森が聞いてくるが。

 

「キンジが家臣になった時に出来たけど、ターボババアの時も、蟹の時も特に使わなくても問題なかったから、使用しなかった。けど、今の状況ではかなり便利だから」

 

そう、俺が喋っている間にも、目の前にいる少女は、その手に持つ銃を。

上にある鮫は、ガトリングで銃弾を放ちまくっている。

しかし、俺から舞い上がる突風によって、それらの弾丸は全て跳ね返されていく。

 

「いや、どういう風!!」

「いやぁ、俺も結構、びっくりしているっとぉ」

 

そう言っていると、鮫の方に変化した。

先程までガトリングを放っていたのから一変。

その巨体を生かした突進を行ってくる。

それにより、風の壁は突き破って、入ってくる。

 

「うわぁ、入って来たぁ」

「殺すぅ!」

 

それと共に、突っ込んできた女の子は、そのまま両手に持った拳銃と共に突っ込んで来る。

風の壁を突き抜けた事で、仕掛けた攻撃に対して、俺はそのまま回し蹴りを放つ。

これまでの姿と比べれば、このWアーマーを使ってみた感想としては、凡庸性が高い。

フォーゼアーマーのように長距離での飛行は、このWアーマーで行う事は出来ないが、こうして戦っている間でも、軽い空中での移動や風を使った防御を行える。

響鬼アーマーと比べれば、パワーこそ低いが、その分格闘能力が優れており、こうして拳銃を器用に操る眼前の子を相手にも十分に戦える。

それらを含めれば、かなり扱いやすい姿である。

まぁ、けど。

 

「この状況をどうするべきかだなぁ!!」

 

眼前にいる女の子を相手をしながらも、風の操作を同時に行うのは難しい。

しかし、そればかりに意識を向けていたら、鮫ロボによる銃弾の雨が襲い掛かる。

幸い、鮫による攻撃に関しては、茅森と絶花の二人が対処もしてくれる。

どうすれば。

 

「さて、桃ちゃんだっけ」

「何、この怪しい人は」

「私から提案があるんだ」

 

そう戦っている間に、何時ならばすぐに消える花の魔術師が、桃に何かを問いかけてきた。

 

「彼の家臣になる気はないか?」

「はい?」

次回の王は

  • 妖怪王
  • 機械王
  • 怪獣王
  • 幻想王
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