サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
オーマジオウとは、一体何なのか。
その疑問は、俺達、全員の疑問となった。
ジオウという名前からして、俺が変身しているのは、間違いないだろう。
ならば、オーマとは、一体、どのような意味があるのか。
だが、その答えは、出なかった。
「どちらにしても、お前を狙う勢力がある以上は」
キンジの言葉に対して、納得する。
これまでの戦いを振り返る限りだと、ターボババアと悪霊はただ巻き込まれただけ。
けれど、クー・シーの1件に関しては、確実に俺を狙っている。
「そうだよなぁ、その答えは未だに分からないし」
「何か、手掛かりはないのか?」
そう、ジオウという存在に関する手掛かり。
「まぁ、手掛かりとして、思い当たるのは二つ」
「二つですか」
オカルンは首を傾げるが。
「俺がジオウになった時から、時折現れる花の魔術師。彼女は、俺の事を知っているように言っている」
「確かに祝えって、度々に出てくるね、花ちゃん」
「あぁ、そして、俺の中にある駒を見ると」
そう、俺は取り出した駒を全員に見せる。
「これが、お前の神器の」
「俺自身は未だに分からないが、仮に王の役割が俺。騎士がオカルンと絶花。僧侶が綾瀬。戦車がメカキングギドラに。兵士がクー・シーとキンジと茅森だとする。けれど」
そう、俺が残りの駒を見せると。
「あれ、駒が一個」
「女王の駒がない」
「おそらくは、女王の駒があの花の魔術師が持っている可能性がある。けれど、俺は渡した覚えはないけど」
「確かにそれは、大きな手掛かりになると思うけど、まだ使っていないライドウォッチって、あるの?」
「あるぞ、けれど、使って、変身した所で、果たして現れるかどうかは謎だけど」
「現れたら、俺が捕まえてやるぞぉ!」
「いや、それは駄目だから」
クー・シーは既に臨戦態勢を取っているのか、両手に銃を持つ。
「その情報だけじゃ分からないか」
「だからこそ、もう一つの情報を探るしかないな」
「あれだね」
「んっ?」
その最中で、俺と絶花は、同時に答えが出た。
「手掛かり、それって、一体」
「メカキングギドラ」
俺の言葉に、納得の声が出ていた。
「そう言えば、そうだった!というよりも、そのメカキングギドラからジクウドライバーを手に入れたんだよな」
「あぁ、壊れていた所を。今、思えば。クー・シーと同じく死にかけた所を、俺の駒を入れた事で回復したんだと思う」
「それじゃ、そのメカキングギドラの機能も回復している訳か」
「あぁ、だから、探ってみようか」
そうして、俺達は、未だに分からないオーマジオウを調べ始める事にした。
次回の王は
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