サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
メカキングギドラ。
それは、俺達がこの戦いの始まりのきっかけとなった機械の龍。
だが、そのメカキングギドラは現在。
「ほらぁ、お前達、美味しい肉だぞぉ、だから、合体しろぉ」
「「「キュー」」」
我が家でペット生活を満喫しているドラット達。
そんなドラット達が機嫌が良くないと、メカキングギドラに合体して、巨大化してくれないのだ。
「・・・いや、普段から疑問に思っていたが、まさかこんな所にいるとは」
「というよりも、一匹、明らかにロボットなのに、肉を食べるのか」
「まぁ、そこは俺も知らないが」
そうして、メカキングギドラに合体すると共に、そのままコックピットが開く。
「・・・なんというか、想像していたよりも広いね」
「おっオカルン見てよ!なんだか、客室とかあるんだけど!?」
「かっ怪獣の大きさを考えたら、あり得るかもしれませんけど、まさかこんな機能があるとは」
そうして、メカキングギドラの体内の構造。
その構造に、驚きを隠せない最中で、太郎は。
「えっと、確か、ここからジクウドライバーが飛び出たんだよな」
辿り着いたのは、操縦室。
その操縦室は、以前とは異なり、2本のコントロールグリップがあった。
俺は、それを掴むと同時に、メカキングギドラもまるで反応したのか、そのままうなり声を出した。
「なんだか、操縦方法が変わっているような?」
「王様に合わせて、操縦方法も変わったみたいだぞ」
俺の疑問に対して、クー・シーが答えてくれた。
これまで、調べる事が出来なかった詳細を調べる為に、クー・シーはメカキングギドラを詳しく調べてくれる。
すると、俺はふと気になる項目があった。
「あれ、これって、俺達の時代のはずだよな?」
「どうしたの、いきなり」
「ほら」
そう言って、俺が指を指す。
そこには、俺達がいる現在の時間が表示されていたはずの画面。
しかし、なぜかその数値は徐々に過去に遡っている。
「あっ、王様」
「どうしたんだ?」
「なんだか、メカキングギドラが操作されている。どこかの時間に移動するみたいだ!」
「えっ、マジかよ!?」
クー・シーの言葉に対して、驚きを隠せなかった。
だが、そんな俺達の驚きを余所に、メカキングギドラは始動する。
「えっ、なんですかこれ!?」
「いやぁ、なんだか、タイムマシンの機能が働いたみたい」
「それって、不味くないか!」
そう、言っている間にも、メカキングギドラの眼前には、タイムトラベルを行う為のゲートが開く。
ゲートに向かって、メカキングギドラはそのまま動き始める。
「とっ止められない!!」
「全員、どっか捕まっておけっと!?」
そうして、メカキングギドラは動き出す。
その振動は予想以上で、そのまま真っ直ぐと動き出す。
互いにぶつかりながら、そのままタイムトラベルを行っていく間に。
「うわっと」
うっかり、俺はそのまま操縦桿を離してしまった。
「たっ太郎!」
「やべぇ」
そう言っている間にも、俺はそのまま転がりながら、メカキングギドラから勢い良く飛びだしてしまう。
それは、上空。
天高くに俺はいた。
そして、そのまま、落下していく。
「やばいっ、変身!」『ライダータイム!仮面ライダージオウ!アーマータイム!サイクロン!ジョーカー!W!』
落下から、すぐに着地する為に、俺はWアーマーを身に纏う。
Wアーマーから発する風で、徐々に地上へと降りていく。
俺が、そのまま地上へと降り立つと共に。
「っ」
突然、こちらに襲い掛かる存在が。
俺は、瞬時に、その攻撃を避ける。
「刀?」
疑問を余所に、俺はその姿を見る。
周囲に立つのは、亡霊。
しかも、その数は凄まじい。
「こいつらは一体」
そう、疑問に思っている間にも、こちらに向かって来る影が一つ。
その影は、次々と亡霊を斬り裂きながら、その狙いは、俺に。
瞬時に、俺はその手にジカンギレードを手に持つと。
「うわっと」「・・・」
冷たい氷のような目をした少女が、俺を斬り裂こうとした。
俺は、そのままジカンギレードで受け止めながら、後ろに下がる。
「待って、待って!いきなり襲ってきたけど、誰!?」
「・・・その姿、サーゼクスさんから聞いた神器の禁手という物ですか?」
「サーゼクス?誰?というよりも、君こそ、誰って、聞きたいけど、それ以前に」
俺はそのまま、周囲を見る。
「囲んでいる殺気を剥き出しにしている人達は、誰ですか?」
「・・・かつての亡霊ですよ、未練を残してしまって、成仏出来ない」
そう、少女はその手にある刀を構える。
「死にたくなかったら、去りなさい。今でしたら「そういう訳にはいかないだろ」何?」
俺は、そう言い、構えた。
「さすがに人を置いて、この状況を放っておいたら、王、失格だからな」
「王?西洋の言葉はよく分かりませんが、死んでも知りませんよ」
「心配するな、そんな簡単に死ぬつもりはないから」
そうして、俺もまた構える。
次回の王は
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妖怪王
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機械王
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怪獣王
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幻想王