サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
謎のエルフ、フリーレン。
彼女からの提案。
それは、過去に行けるかどうか。
「・・・過去に行くか、それ以前に俺達はタイムマシンを呼び出す方法すら未だに分からないからな」
「タイムマシン、つまりは時間を移動する為の手段なの?」
「それって、絡繰りですか?」
「聞いた話じゃ、黄金の三つ首龍らしいけど」
「・・・それを、どうやって、乗るの」
「呼び出せば、なんとか出来るけどなぁ」
俺は、そのまま、腕を組む。
「・・・そうか、だったら、まだ過去に行けないのか」
その言葉に、フリーレンは少しだけ悲しそうに俯く。
「フリーレンは、ヒンメルになぜ会いたいんだ?」
「・・・そうだね、まぁ未練だね」
「「未練」」
その言葉に、俺達は見つめる。
「そう、未練。別に幽霊じゃなくても、可笑しくないでしょ。私や悪魔など、長い年月を生きられる種族には、そういう未練が多いんだよ」
「そういう物なんですか?」
「うん、人間とは時間の感覚が大きく異なる。だから、大切な人達が、人間が気づいたら死んでいた。そんな未練がね」
それを言ったフリーレンの言葉は、重かった。
「・・・そうか、だから」
その考えを聞くと共に、俺は。
「だったら、会わせないとな」
フリーレンの後悔。
それを俺はなんとかしたい。
「けれど、どうするんですか?」
「それが、問題なんだよな、メカキングギドラを呼び出す方法なんて」
「・・・気になっていたけど」
「なんだ?」
「そのライドウォッチだっけ?それは一体何なの?」
「これは、俺が変身する為のアイテムで、俺自身のジオウ、それに家臣となった人物の力を模したようなライドウォッチがあって、沖田はこのカブトだけど」
「・・・だったら、それでそのメカキングギドラのライドウォッチを使えば、もしかしたら時間移動出来るんじゃないの?」
「・・・あっ」
そのフリーレンの言葉に、俺は思わず眼を見開く。
「もしかしたら、可能性はあるかも」
「いや、なんでそんなの思いつかなかったんですか!」
「当たり前過ぎて、つい、えっと確か、これだな」
俺は、そう、メカキングギドラのだと思われるライドウォッチを起動させる。
『電王』
鳴り響く音声、それと共に、俺はジクウドライバーに、ジオウライドウォッチと電王ライドウォッチを装填し、そのまま回転させる。
『ライダータイム!仮面ライダージオウ!アーマータイム!ソードフォーム!電王!』
鳴り響く音声。
それと共に、俺は新たな姿へと変わる。
同時に。
「祝え!時空を越え過去と未来をしろしめす時の王者。その名も仮面ライダージオウ 電王アーマー。今、時を超えて、王、参上の瞬間である!」
聞こえて来たのは、何時もの声。
「まぁ、出てきますねって、フリーレンさん?」
そう、花の魔術師が現れると共に、フリーレンは、彼女を見つめる。
「・・・何をしているの、マーリン」
「おっと、これは、久し振りだね、フリーレン」
互いに、その素生を知っている様子で、そのまま挨拶をする。
次回の王は
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妖怪王
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機械王
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怪獣王
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幻想王