サムライガールの幼馴染みは王様を目指す   作:ボルメテウスさん

257 / 708
どのような王を目指すか

「ずるるるっ」「んっ、これなかなかに美味しいね」

 

現在、俺達は久し振りの食事である素麺を食べていた。

 

何日も空腹な状態が続いていた事もあり、胃に優しい物を選んだ結果、素麺を食べていた。

 

その場にいた、全員が机の真ん中にある素麺を、その場にいる全員が各々が食べていた。

 

各々が、好きな具材を入れており、俺はわさびを少しだけ入れるのが好きであり、沖田はネギを入れるタイプで、フリーレンはシンプルに梅肉を入れているなど。

 

各々の個性が表れた状態で、箸を動かすと次第にお皿にあった素麺が無くなっていたのだ。

 

そして気が付けば、いつの間にか素麺はなくなっており……そこでフリーレンからこんな発言が出たのだ。

 

「それで、これからどうするの」

 

「・・・どうするって?」

 

「これから君は王になるつもりだけど、どうやって王国を作るの」

 

「・・・どうしよう」

 

その言葉を聞いて、俺は思わず返答する。

 

「まだ、あまり考えていなかったのね」

 

「だって、太郎はあまりそういうのを考えてなさそうだったよ」

 

そう、俺に対して、絶花は呆れたように言う。

 

「いやぁ、あんまりそういうのをちゃんと考えた事がないんだよねぇ……」

 

「まぁ、君みたいなタイプだから仕方ないけどさ」

 

そうしながら、フリーレンは出されたお茶をゆっくりと飲みながら、ため息を吐く。

 

「まぁ、いいけど」

 

「良いんですか」

 

フリーレンの言葉に対して、沖田は思わず突っ込む。

 

「だって、それは太郎がまだどういう王様になるのか、それを見守るのも楽しみだから」

 

「・・・まぁ、そういう事にしましょうか」

 

そうして、俺達の会話はそこで終わった。

 

「こうして、王は過去から現代へと戻ってきた。しかし、ここからが王の試練の始めりでもある」

 

その話と共に、雨が降る光景。

 

その雨が降る道の中で、長いマフラーをした少女は睨んでいる。

 

眼前には、堕天使の集団がおり、彼女を狙う。

 

「お前の存在は許されない!」「・・・」

 

堕天使は、その言葉と共に、襲い掛かる。

それを無言で拳を構える。

その拳の動作と共に、重なったのは赤い炎を纏う戦士。

 

「そして、新たな家臣と出会う事によって、我が王もまた別の運命の相手と出会う」

 

そうして、マーリンが見つめた先。

そこは、ここから少し未来の出来事。

太郎が変身したジオウ。

それに対応するように、赤い仮面ライダーが相対する。

ジオウは、その手に持つジカンギレードを。

赤い仮面ライダーは、その手に持つ斧。

互いに接近すると共に、その手に持つ武器がぶつかり合う。

それが、激しい戦いの始まりでもあった。

次回の王は

  • 妖怪王
  • 機械王
  • 怪獣王
  • 幻想王
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。