サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
「ずるるるっ」「んっ、これなかなかに美味しいね」
現在、俺達は久し振りの食事である素麺を食べていた。
何日も空腹な状態が続いていた事もあり、胃に優しい物を選んだ結果、素麺を食べていた。
その場にいた、全員が机の真ん中にある素麺を、その場にいる全員が各々が食べていた。
各々が、好きな具材を入れており、俺はわさびを少しだけ入れるのが好きであり、沖田はネギを入れるタイプで、フリーレンはシンプルに梅肉を入れているなど。
各々の個性が表れた状態で、箸を動かすと次第にお皿にあった素麺が無くなっていたのだ。
そして気が付けば、いつの間にか素麺はなくなっており……そこでフリーレンからこんな発言が出たのだ。
「それで、これからどうするの」
「・・・どうするって?」
「これから君は王になるつもりだけど、どうやって王国を作るの」
「・・・どうしよう」
その言葉を聞いて、俺は思わず返答する。
「まだ、あまり考えていなかったのね」
「だって、太郎はあまりそういうのを考えてなさそうだったよ」
そう、俺に対して、絶花は呆れたように言う。
「いやぁ、あんまりそういうのをちゃんと考えた事がないんだよねぇ……」
「まぁ、君みたいなタイプだから仕方ないけどさ」
そうしながら、フリーレンは出されたお茶をゆっくりと飲みながら、ため息を吐く。
「まぁ、いいけど」
「良いんですか」
フリーレンの言葉に対して、沖田は思わず突っ込む。
「だって、それは太郎がまだどういう王様になるのか、それを見守るのも楽しみだから」
「・・・まぁ、そういう事にしましょうか」
そうして、俺達の会話はそこで終わった。
「こうして、王は過去から現代へと戻ってきた。しかし、ここからが王の試練の始めりでもある」
その話と共に、雨が降る光景。
その雨が降る道の中で、長いマフラーをした少女は睨んでいる。
眼前には、堕天使の集団がおり、彼女を狙う。
「お前の存在は許されない!」「・・・」
堕天使は、その言葉と共に、襲い掛かる。
それを無言で拳を構える。
その拳の動作と共に、重なったのは赤い炎を纏う戦士。
「そして、新たな家臣と出会う事によって、我が王もまた別の運命の相手と出会う」
そうして、マーリンが見つめた先。
そこは、ここから少し未来の出来事。
太郎が変身したジオウ。
それに対応するように、赤い仮面ライダーが相対する。
ジオウは、その手に持つジカンギレードを。
赤い仮面ライダーは、その手に持つ斧。
互いに接近すると共に、その手に持つ武器がぶつかり合う。
それが、激しい戦いの始まりでもあった。
次回の王は
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妖怪王
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機械王
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怪獣王
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幻想王