サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
「・・・お好み焼き」
「あぁ、お好み焼きだ、この近くでは有名だぞ」
戦いを終えた俺達は、この街にある数少ないお好み焼き屋へと寄った。
そこで見た立花は、なぜか驚いた様子だった。
「どうした?金なら心配するな、俺の奢りだ」
「・・・別に」
そう言いながらも、立花は、そのままお好み焼きを食べた。
その際には、彼女は、俺の方に顔を見せないようにしながらも。
けれど、夢中になって、食べていた。
その様子を見ながらも、俺もまた笑みを浮かべながら、食べる。
そうしていると。
「というよりも、お前、新しい家臣が出来たならば、連絡しろよ」
「いやぁ、悪いな、キンジ」
そう言いながら、今、お好み焼き屋でバイトを行っているキンジに俺は笑いながら返答する。
現在、この店には、俺と立花以外にもいるメンバー。
それは。
「王様ぁ!!」「クー・シーもか」
そこにいたのは、クー・シーだった。
彼女は、日々、生活する所で、彼女は自分の生活費を稼ぐ為に、こうしてバイトを行っていた。
また、その際に。
「「・・・」」
クー・シーと立花は、互いに睨み合うようにしている。
「それにしても、そのゲイツだっけ?そいつ、聞いている限りだとヤバい奴じゃないか」
「あぁ、けれど、なんとかこれで乗り越える事が。これのおかげで」
そう、俺はディケイドライドウォッチを見せる。
「ディケイドか、そのライドウォッチは、これまでのライドウォッチとはかなり違うように見えるが」
「あぁ、フリーレンを家臣にした時に、一緒に現れたが、フリーレンの願いに応えるように現れたのは、おそらくはゴーストだ。
けれど、このディケイドライドウォッチは、まるでそれとは関係ない気がする」
「・・・フリーレンが家臣になった事で、お前の家臣は合計で10人。ディケイドは英語で10年という意味もあるが」
「10、それに意味があるのか」
そう、俺は、ディケイドライドウォッチを見つめる。
「太郎、ここにいたって」
「絶花も来たのか」
「うん、帰りにねって、また新しい家臣」
「あぁ、立花響で、『ディ・ディ・ディ・ディケイド!』んっ」
そう、俺が紹介しようとした時だった。
手元にあった、ディケイドライドウォッチが、反応する。
一体何がと疑問に思ったのは一瞬。
ディケイドライドウォッチから出てきたのは、銀色のオーロラ。
それが何なのか、確かめるよりも先に、俺達は。
そのオーロラに吸い込まれた。
「後に、我が王とにとっての最大のライバルとなるゲイツとの最初の戦いはこうして終わった。けれど、我が王が見る新たな世界とは」
そうして、マーリンが見つめた場所。
そこには、月を見上げる一人の女性がいた。
「・・・結局、理解してくれる人なんていないんだよねぇ」
そんな呟きと共に、ため息を吐くのはウサ耳の女性。
だが、その瞳は、空しさを感じている様子であった。
同時に、彼女の周りには無数の機械の兵士が立っていた。
そう、女性がまるで待ちわびていた存在を望むように。
赤と青の二色の戦士の背中を見せる。
次回の王は
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妖怪王
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機械王
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怪獣王
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幻想王