サムライガールの幼馴染みは王様を目指す   作:ボルメテウスさん

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襲撃のロボット

ディケイドライドウォッチから出てきた銀色のオーロラ。

それは、俺達にとって、予想外の出来事だった。

それと共に、俺達が気づけば、立っていたのは。

 

「・・・なんだここは」

 

見渡せば、そこは見た事のない場所だった。

 

「・・・ふむ、ここは、どこなんだ」

「いや、お前の持っているライドウォッチが原因だろ」

「そう言われても、俺自身、このライドウォッチの事はあまり知らないからさ」

 

そう、キンジと言っている間に。

 

「王様、王様」

「なんだ?」

「なんだかぞろぞろと、変なのが出てきたぞ」

「んっ?」

 

それが何なのか、俺達は見つめる。

周囲を囲むように現れたSFに出てくるロボット。

それらの赤い機体は、俺達を囲んでいた。

 

「うわぁ、なんだ、こいつらは」

「実際には、不法侵入だからね」

「まぁ、確かにそうだ。おぉい、信じて貰えないかもしれないが、俺達は別に敵対する気はなくて偶然、ここに来ただ」

 

そう、俺の言葉は最後まで聞かれなかった。

それは、俺に向けて、放たれた光線。

それを、絶花が手に持った刀で斬り、防いでくれた事で理解した。

 

「これは敵対する気満々という訳か」

 

そう、絶花は、手に持つ刀をゆっくりと構える。

 

「王様に攻撃を仕掛けた!つまりは死にたいって事だよなぁ!!」

 

クー・シーは、その瞬間、両手には拳銃を持ち、今にも飛び出しそうにしている。

 

「・・・まぁ、人間じゃないという事ならば、遠慮なく出来るから良いけど」

 

立花もまた、その身を瞬時に神器で身に纏う。

その名前はまだ聞いていないが。

 

「あぁ、全く、こっちはあんまり用意していないんだぞ」

「あぁ、そうだな、けど」

 

俺はそのまま、ジオウライドウォッチとディケイドライドウォッチを起動させる。

 

「やるしかないよな、変身」『ライダータイム!仮面ライダージオウ!アーマータイム!KAMEN RIDE! ワーオ!ディケイド!ディケイド!ディケイドー!』

 

俺は、瞬時にジオウへと変身し、その手に持つライドヘイセイバーを。

 

「太郎、今、手持ちの武器がないからお前の剣、一本、貸してくれ」

「まぁ、別に良いけど。あと、これも」

「サンキュー」

 

そう、俺はジカンギレードとWライドウォッチをキンジに渡す。

同時に、キンジは、どこかの制服を身に纏う。

 

「さて、それじゃ、行くぜ、お前達!」

 

俺の言葉を合図に、各々が目の前にいる相手に向かって、走り出す。

俺は、その手に持ったライドヘイセイバーで、眼前にいるロボットに振り下ろす。

それと共に感じたのは違和感。

ライドヘイセイバーと、ロボットの間にある膜のような何か。

これは。

 

「バリアか」

 

まさか、透明なバリアがあるとは。予想外だと思いながら、眼前にいるロボは、手に持った剣で襲い掛かる。

俺は、ライドヘイセイバーで、その攻撃を受け流しながら。

 

「だったら、これを試すか」『ファイナルフォームタイム!ア・ア・ア・アギト!』

 

それと共に、俺は、バーニングの文字が身体に現れ、両腕には三枚の鋭利な刃が生える。

姿を変えた俺は、そのまま、真っ直ぐと目の前にいるロボットに向かって、ライドヘイセイバーを振り下ろす。

ロボットは、その攻撃を受け止めようとした。

だが、その防御はまるで無意味に。

真っ二つに斬り裂く。

それを見た後、俺はライドヘイセイバーの針を動かす。

 

「おらぁ!!」『ヘイ!ドライブ!デュアルタイムブレーク!』

 

それと共に、俺はライドヘイセイバーで薙ぎ払えば、ライドヘイセイバーから飛び出たのは、車輪。

その車輪が、他の面々と戦っているロボットに向かって、突っ込む。

ロボットは、その攻撃に対して、すぐに防御する。

そうしている間にも、俺は、アギトライドウォッチとは別のライドウォッチを装填する。

 

『ファイナルフォームタイム!ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!』

「命、燃やすぜ!」

 

それと共に、俺の合図と共に、身体の各部から現れたパーカー・ゴースト達が、そのまま全員の援護に入る。

想定外な事ばかり起きて、戸惑いを隠せないロボット達は、そのまま誘われるままに一箇所に集まる。

それを見ながら、俺はディケイドライドウォッチを、そのままライドヘイセイバーに装填する。

 

『フィニッシュタイム!』

 

そのまま、俺は時計の針を3度回す。

 

『ヘイ!仮面ライダーズ!ヘイ!セイ!ヘイ!セイ!ヘイ!セイ!ヘイ!セイ!ヘヘヘイ!セイ!ヘイ!セイ!ヘイ!セイ!ヘイ!セイ!』

 

「五月蠅っ!?」「ヘイヘイヘイヘイ!!」「・・平成?」「マジで、ディケイドって、なんなの」

 

そう、それに対しての疑問の声が全員から向けられながらも、俺は、そのまま一閃。

 

『ディディディディケイド!』

 

一箇所に集まっているロボットに向かって、俺は「ヘイセイ」の文字とライダーズクレストが描かれた20枚のカード型エネルギーを纏いながら、ライドヘイセイバーで切り裂く。

それによって、残っていたロボットを全て、破壊する。

 

「ふぅ」

 

俺はゆっくりと息を吸う。

すると。

 

「何、その技術」

「んっ?」

 

すると、聞こえて来たのは、声。

見ると、そこには一人の女性だった。

 

「聞くけど、迷い込んだ人?それとも、さっきのロボットを送りつけた人か?」

「王様の敵?つまりは、敵っていう事だなぁ!」

「あんたは、少し落ち着け」

 

クー・シーが今すぐにでも襲い掛かろうとする最中で、立花が、そのまま押さえ込む。

 

「えぇ、だって、私の基地でいきなり変な集団が来たら、警戒するのが当たり前でしょ。それよりも束さんの事を知らないの?」

「・・・束?それがあんたの名か?」

「そう!私こそが、あのインフィニット・ストラトスを開発した天災!篠ノ之束なのさ!」

 

そう、まるで自慢げに宣言する。

けれど。

 

「・・・なぁ、絶花」

「何、太郎?」

「インフィット・ストラスって、何?」

「知らない」

「えっ」

 

俺は、絶花に尋ねるが、まるで知らずに首を横に振る。

 

「キンジ、篠ノ之束って、有名だっけ?」

「えっと、ちょっと」

「いや、名前も今初めて知った」

「だよな」

「ぇっ」

 

自分の記憶違いだったのか、確認するように全員に確認するが。

 

「れっと、すまん。篠ノ之束さんだっけ?その、インフィニット・ストラトスって、何なんだ?」

「・・・それって、マジで聞いているの」

 

それに対して、俺達は全員が頷く。

次回の王は

  • 妖怪王
  • 機械王
  • 怪獣王
  • 幻想王
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