サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
何やら色々と言う篠ノ之束を余所に、俺は外に出るように提案する。
困惑を隠せない様子の彼女を連れて、俺達は外へと出る。
どうやら、どこかの無人島である様子でまるで隠れて暮らしているようだった。
その最中で、俺はジクウドライバーを腰に巻き、同時にジオウライドウォッチとフォーゼライドウォッチを起動させる。
「変身」『ライダータイム!仮面ライダージオウ!アーマータイム!3・2・1!フォーゼ!』
俺は、フォーゼアーマーを身に纏うと共に、そのまま構える。
「行くぜ!宇宙!!!」
俺は、そのまま、フォーゼアーマーで、真っ直ぐと宇宙へと向かう。
目的としては、宇宙へと向かう事だけ。
それは、容易く行え、そして地上へと降り立つ。
「どうだ、行けただろって」
「・・・なんで」
そう、俺が証明すると共に、彼女は信じられない物のようにこちらを見る。
「なんで、私が未だに行けないのを、そんな簡単に行えるの、お前ごときが」
その言葉を聞きながら、俺は。
「あぁ、俺だけじゃ無理だったな。けれど、この力は俺だけじゃない。オカルンとの友情の証だ」
「オカルン、誰、それ」
「俺達の友達だ」
篠ノ之束に対して、キンジは代弁するように答える。
「友達?まさか、束さんのような天災なのかな」
「いや、ただの宇宙オタク、最近では金玉取られたぞ」
「いや、どういう奴なの」
「えっと、一応は被害者だからね」
そう、今はこの場にいないオカルンの事を話した。
「なぁ、篠ノ之束、お前に聞きたい事がある」
「・・・何」
「あんたは、なんでISを作ろうとしたんだ」
「それは」
宇宙へ行く為に。
そう言おうとした。
けれど、先程、自分で「最強の兵器」という言葉を出していた。
その証拠に、ここで、俺達が襲ってきたISは、宇宙での活動ではなく、戦う事を目的にしていた。
「お前は、なんで世間にISを発表したんだ。お前の言う天災だったら、別に一人だけでも造って、宇宙に行けただろ」
「・・・それは」
「お前は、誰かと一緒に宇宙に行きたいんじゃないのか」
「そんな訳ないでしょう!私が大切なのはちーちゃん達だけで、それ以外は」
「あぁ、けどな、宇宙は一人だけじゃ駄目なんだよ、だから手を取り合わないといけない」
そう、俺は言う。
その言葉に、篠ノ之束は、少し黙る。
「・・・そんなの、今更」
「今更って言われても、知るかそんな事」
俺はそれだけ言う。
「篠ノ之束、選択肢は二つだけだ。ここで誰かと手を取り合う道を選ぶか、その孤独を誰にも理解されないまま過ごすか」
次回の王は
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