サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
ルマ・イドゥラとの戦いを終えた後。
俺達は元の世界へと変える手段に関して、考えていた。
けれど、それは意外にもすぐに解決する事になった。
「いやぁ、こう材料が色々とあると、結構簡単に作り出す事が出来るねぇ」
「なんというか、これはこれでロマンを感じるな」
そう呟きながら、俺は眼前にズラリと並べられているロボット達を見る。
戦いが終わった後、残っていた残骸。
それらの残骸を使い、束の指示の元に造られた機体。
「ジクウドライバーの中に残されたデータを元に、この天災である束さんが造り上げたISのデータと組み合わせた事によって、ライドウォッチの力を最大限に発揮しながら、時空間移動を可能にしたタイムマシン!その名もタイムマジーン!」
そう、堂々と宣言したタイムマジーン。
それらの機体は無骨な機体であり、その数はかなりある。
「いやぁ、ISばかりだけじゃなくて、こういう機体も良いよねぇ」
「あぁ、ロマンを感じる」
俺はそれに感心するように頷く。
「はぁ、太郎はこういうのが好きだから」
「俺としては、手軽にバイクを使えるこのバイクライドウォッチがあれば十分だな。駐車代が浮くのは助かる」
そして、束が開発したのはタイムマジーンだけではなく、俺のライドウォッチをモデルに様々なアイテムを開発を行っていた。
「それに、これがあればいつでもワドルディちゃん達を地球に呼び出す事が出来るからな」
「まぁ、確かに、こっちの世界に来ても彼らが住める所を探すのがあまりにも少ないから」
少なくとも、この惑星に関しては様々な設備があり、彼らも快適に過ごせる。
さらには、俺達が各々が持つライドウォッチを使えば、彼らを召喚する門を使える。
「さて、そろそろ帰らないとな」
そう言うと、少しの寂しさがあった。
だけど、会えなくなる訳ではない。
「けれど、ディケイドライドウォッチ、今度こそ本当に元の世界に帰れるよね」
「…分からん、とにかく、行くしかない」
「まぁ、その時はこっちの新地球に帰ってくれば良いからね」
そうしながら、俺達は元の世界へと向かう事にした。
その時には、彼らの見送りがあった。
それを見ながら、俺達は、元の世界へと帰る事にした。
「さて、こうして我が王は無事に元の世界へと帰る事が出来た。しかし、我が王が帰還した時には問題が起きたようだ」
笑みを浮かべたマーリンが見つめた先。
そこはどこかの森の中。
森の中にある城で一人の少女がいた。
彼女の、その特徴を一言で言えば吸血鬼。
透き通るような金色の髪に、赤い瞳。
口元に見える鋭い歯がその特徴だった。
そんな彼女の近くの窓に立つのは、身体の多くが鎖で縛られた黄色い複眼が怪しく光る。
次回の王は
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妖怪王
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機械王
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怪獣王
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幻想王