サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
「けど、一体どうするつもりなんですか?」
それはテラコマリがこちらに問いかける。
先程、俺の中にある駒をテラコマリに渡した事で、彼女は既に家臣となった。
それと同時に、彼女を狙っている吸血鬼の貴族への対抗方法を聴く。
「そいつらはどこにいるのか分かるのか?」
「まぁ、私を疎ましくしている連中はよく知っているけど、そうは言っても、先程の数の何倍もいる状態で、まさか3人だけで勝てると思っているのか!」
「ちゃっかり自分を戦力外だと言っているけど、問題ない。なんとかなる」
「なんとかなるって、どうやって」
そう困惑するテラコマリを余所に、俺は操作を行う。
事前に束からある程度の操作を教えて貰ったタイムマジーンを呼び出す。
「えっ、あれって、こっちに突っ込んできた!」
「という事で、変身」『ライダータイム!仮面ライダージオウ!』
タイムマジーンが、着地して、そのまま俺はすぐにジオウへと変身する。
「おっおぉ、これがジオウ。敵だったら怖いけど、こうして見ると、なんで顔にライダーって書かれているの」
「いや、俺も分からない、とにかく乗り込もう」
「えっ、乗り込むって、なんでタイムマジーン?」
「いや、なんか面白そうな機能があったから」
「面白そうな機能って」
そうしている間にも、俺達は、そのままタイムマジーンに乗り込む。
「という事で、響、操縦を頼む」
「なんで、私?」
「いや、格闘技とか得意そうだから」
「?」
そうしていると、何かが近づく音がした。
見てみると、それは吸血鬼達だろう。
それだけじゃない。
おそらくは吸血鬼が使役していると思われる存在も見える。
「ぎゃぁぁぁ来たぁ!」
「さすがにタイムマジーンは目立ち過ぎたか、まぁ良いわ。テラコマリ。案内を頼む」
「この状況で冷静過ぎるんじゃない!」
俺の言葉に対して、テラコマリは騒いでいるが、今は関係ない。
「ふむ、これをこうして」
だが、タイムマジーンの顔もまた変化する。
先程までは俺のジオウライドウォッチが、入れ替わり、クウガライドウォッチが装填される。
それを見た響が、そのままタイムマジーンの操縦桿を握り、操作する。
「なっなんだ、あの巨人はっ」「こっちにっぎゃぁぁぁl」
そう、襲い掛かってくる吸血鬼達。
だが、タイムマジーンが放った拳による一撃で簡単に吹き飛ばされる。
「おぉ、凄い」
正直な感想を呟く。
だが。
「くそっ、怯むな!侵入者をすぐに始末しろ!」
感想を呟いている間にも、吸血鬼達は魔法を放っていく。
周囲を埋め尽くす程の魔法が襲い掛かる。
しかし、タイムマジーンには、それらが一切当たらない。
「えっぇっ」
「タイムマジーンにはISの絶対防御が採用されているらしい。しかもISとは違って、ライドウォッチのエネルギーを使っているからな」
「つまり」
「大抵の攻撃は無効化出来るらしいぞ」
そう、俺が説明する。
すると、テラコマリは。
「わははっははぁ、無敵じゃないかぁ!!」
先程までの恐れていた表情から一変。
豪快に笑いだした。
「なんか、調子に乗っているな、とりあえずさっさと案内を頼む」
「すごい面倒」
「これで良いの?」
次回の王は
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