サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
ルーマニアの1件が終わった後、俺達は日本へと向かった。
日本からの帰り道は解くに問題なく、束から事前に聴いていた通り、完全なステレス機能によって問題なく日本へと無事に辿り着いた。
「それにしても、本当に久し振りだなぁ、日本は」
「本当に、なんというか他の世界とかルーマニアと大変な目にあったねぇ」
そうして、俺達は3週間程の出来事を振り返りながら、日本に辿り着く。
「いやぁ、久し振りの日本!とりあえず、なんか食べたい!主に日本食の何かを!」
「太郎はなんというか、マイペースというかなんというか」
「そう言うなよ絶花、テラコマリだって、せっかくの日本だから、何か食べたいのはって、なんで出てこないんだ?」
俺達がタイムマジーンから降りるが、テラコマリはなぜかタイムマジーンから出てこようとしない。
「いや、当たり前でしょ!私は吸血鬼だから普通に太陽なんて浴びたら死んじゃうよ!」
「そういうもんなのか」
テラコマリがタイムマジーンから出てこない理由が分かって納得した。
「おい、どうかしたのか響?」
「・・・なんでもない」
響は慌てて否定した。
だけど、まるで何かを警戒しているようにも感じる。
すると突然、周囲から大勢の集団が俺達を囲むように現れた。
「なんだ、お前らは」
そうしながら、尋ねる。
しかし、答えない。
疑問に対しての答え。
それは。
「っ」
集団の持つその武器が答えだった。
その武器は、俺達に狙いを定めて、攻撃を仕掛けていた。
「テラコマリは、そのままタイムマジーンに乗っておけ。絶花!響!」
同時に俺はジクウドライバーを腰に巻くと共に。
「変身!」『ライダータイム!仮面ライダージオウ!』
瞬時に、俺はジオウへと変身すると共に、各々の武器を手に、眼前にいる敵に戦いを挑む。
その手に持つ武器は、各々が様々な違いがあった。刀、弓矢、魔法の杖など、多種多様な武器が一斉に俺たちに向かって突きつけられている。その光景は圧倒的でありながらも、どこか滑稽さが漂っていた。
武器の向きは俺達に向けられていた。鋭利な刃が陽光を反射し、不気味な輝きを放っている。その光景はまるで、殺意そのものが具現化したかのようだった。
しかし、その扱いはあまり熟練している様子ではなかった。手元が震え、構え方が不自然な者も少なくなかった。まるで最近、戦いを知ったばかりであるように簡単にジカンギレードで斬る事が出来る。一振りで数人を薙ぎ払い、その場に崩れ落ちる集団。
周囲を見れば、俺だけではなく絶花も響も同じだった。二人とも機敏に動き回り、確実に敵を倒していく。
絶花はその独特の戦闘スタイルで敵を翻弄し、響は冷静かつ的確に敵を鳴り繰り飛ばす。
三人とも一糸乱れぬ動きで次々と敵を打ち倒していく中で、戦場の熱気と緊張感が徐々に高まっていった。
「こいつらは一体」
「分からない、けれど、なんだか妙というか」
そう考えている時だった。
何か、嫌な予感がした。
それと共に、俺が見つめた方向には。
「あれは」
そこには虚ろな目をしている少女が一人。
彼女が誰か、疑問に思う間に。
「えっ未来」
「っ」
響は、困惑する声が聞こえる。
そして、少女は、その手に持つ宝石をこちらに向けた。
何かマズイ。
そう感じた時、俺は二人を突き飛ばした。
「えっ、太郎!」
そうこの声が聞こえた時には既に遅かった。
俺は、何かに包まれる感覚があった。
「これは、宝石っ、まさか閉じ込められた!?」
困惑を余所に、俺はそのまま意識が途絶える。
次回の王は
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妖怪王
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機械王
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怪獣王
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幻想王