サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
戦いが終わった後、俺達は家に帰ってきた。帰路では、皆が疲れていても笑顔が溢れていた。その笑顔を見ていると、戦いの疲れも吹き飛んでしまう。
帰った後、俺達が行った事。それは……。
「焼き肉だぁぁ!!」
俺達は、現在、家の庭にて豪華な焼き肉パーティーを楽しんでいた。庭の中央には、特大の炭火焼き台が設置され、その上には様々な肉や野菜が並べられている。
焼き台の周りには、家臣の全員が集まり、料理を待っていた。
これは、俺の王の駒が全て埋まった記念として開かれた祝賀パーティーだった。皆でこの
喜びを分かち合うために、豪華な食材と美味しい料理が用意されていた。
俺は、焼き肉の香ばしい匂いと共に、心からの感謝の気持ちでいっぱいだった。
「いや、太郎、それよりも気になる事はないの?」
焼き肉を堪能していると、絶花が突然口を開いた。彼女は俺の顔をじっと見つめ、興味津々の様子だった。
「気になる事は確かにある。というよりも気になる事がありまくるからな」
俺はその視線を受け止めて、集団との戦いで最も気になる情報を持つ人物であるマーリンに目を向けた。彼女は、焼き肉の野菜を次々と食べながら、不敵な笑みを浮かべていた。
「なんだい?私に聞きたい事とは」
マーリンは、焼き肉を食べる手を止めて、俺に問いかける。その声には、どこか挑発的な響きが感じられた。
彼女はいつも謎めいた存在であり、その知識と力は計り知れないものだった。しかし、その口から出てくる言葉はいつも真実であり、俺はその答えを求めていた。
俺はマーリンの不敵な笑みを見て、その先に何が待っているのか期待と不安が入り混じる複雑な気持ちだった。
彼女の言葉には、これから待ち受けている試練や困難を示唆しているように思えた。
しかし、俺はその挑戦に立ち向かう覚悟を決めていた。
「さて、話を始めるとしたら、これかな」
その言葉と共に、マーリンが手にしたのは、王の駒。
その内、俺の中で誰にも渡した覚えのない女王の駒。
それは、俺自身も未知の力の象徴であり、その存在は俺の心を深く揺さぶる。
「・・・なるほど、確かに俺の中で一番気になっていた」
その言葉は、まるで深淵から響いてくるような重厚な響きを持っていた。それは、俺の心の奥底に眠っていた疑問が、ついに表面に現れた瞬間だった。
「ふふっ、そうだね」
その言葉と共に、マーリンはいつの間にかライドウォッチを手にしていた。
そのライドウォッチは、まるで魔法の宝石のように輝いた。
彼女の手でライドウォッチが回されると、まるで時が止まったかのような静寂が訪れる。その瞬間、俺の心には期待と緊張が入り混じった感情が渦巻いた。
ライドウォッチから鳴り響いた音声。
それは。
『ウィザード』
「君に語ろう。君が最初の家臣である私との出会いを」
その言葉には、マーリンの深い想いが込められていた。その音色は俺の心に響き渡り、その記憶が蘇る瞬間が訪れた。
次回の王は
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妖怪王
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機械王
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怪獣王
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幻想王