サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
それと共に映し出されたのは、どこかの村。
そこには、一人の人影がいた。
俺はその言葉に息を呑んだ。
「仮面ライダーは平行世界の数だけ存在する。そして、ULの世界にもね」
それと共に映し出されたのは、どこかの村。
そこには、一人の人影がいた。
その人影は金色の機械を纏っており、その姿はまるで戦士のようだった。
「彼は」
俺は思わず呟く。
「仮面ライダーキカイ、あの世界に存在する仮面ライダーであり、人の姿をした機械生命体でありながら笑顔を見せるなど人の心を持っており、自分を兄のように慕うマルコら身寄りのない子供達を守りながら戦っている仮面ライダーだ。ULは、キカイの存在を脅威だと感じている」
マーリンは淡々と答える。
「そうなのか」
俺はその言葉に少し戸惑いながらも、画面に映し出されたキカイの戦いに目を向ける。
「なぜ脅威に」
「彼がオーマジオウの友だったからだ」
マーリンは静かに呟く。
「故に、本来だったらULは世界を支配出来るはずだったが、因果が逆転。戦いが続けば、キカイがULの支配を解放するかもしれない。故に、その力の根源であるオーマジオウへの対策として、ジクウドライバーを作り出した」
「メカキングギドラにあったのは」
俺は疑問を投げかける。
「そのエネルギー源として使われたのだろう。だが、それらは今は君がいる事で彼の勝利はより確実になった」
「・・・まぁ、そのキカイは良い奴だから勝って欲しいけどそれって」
俺はマーリンの言葉に頷きながらも、不安を抱える。
「勿論、こちらの世界にも奴らは侵略するだろうね。自分の不都合な歴史を作らない為に」
マーリンは冷静に答える。
「つまり、この世界にも奴らの脅威が迫っているのか」
俺はその言葉に息を呑む。
「そうだ。しかし、君たちがいることで、奴らの計画は阻まれるだろう」
マーリンは自信満々に答える。
「いや、さっきの話を聞いていれば、確かにオーマジオウの力を持つ可能性のある太郎は抑止力になるかもしれないが、俺達がなれるのか?」
「勿論さ、そもそも、ライドウォッチの力が発現したのは、各々のライダー達が認めたからだ」
「・・・あれ、それってもしかして私達もライダーの力を使えたりするの?」
その中で茅森が質問する。
すると、マーリンは少し腕を組む。
「そうだね、不可能ではないさ。実際にキンジ君はジカンギレードを通して、Wの力を引き出しただろ」
「あぁ、束の世界の時にか。けれど、振り回されたからな」
「あぁ、まだまだ発展途中だからね。最も、相性もあるかもしれないけどね」
次回の王は
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妖怪王
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機械王
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怪獣王
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幻想王