サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
謎の神父の通り魔に襲われた俺達は、現在、寮へと帰ってきた。
寮へと帰ってくると、そこにはキンジとオカルンが立っていた。
「あぁ、やっと帰ってきましたよ!この2人!」
「お前ら、引っ越し作業中にどこに行っていたんだ!」
2人は、そう叫んでいた時。
「いやぁ、大雨が振っていたからつい興奮しちゃって」
俺は大声で笑う。
「「興奮するなよ!」」
するとキンジとオカルンは同時にツッコむ。
それと共に、茅森も。
「都会の雨って、なんか興奮するじゃないか。だから、一緒に抜け出したぜ」
と、同じようなことを言い始めた。
「あぁ!茅森もお前も、同じかよ!」
「お前らは一体、何をしてたんだよ!?」
と、2人がツッコミを入れると。
茅森はニヤリと笑いながら。
「雨はいいよなぁ。都会の雨は特にいいよなぁ。空が灰色に染まって、水の粒が激しく降り注いで、雨音が都会の音を打ち消す……」
と、興奮したように語り始めた。
すると。
「いや、確かに雨はいいけどさ!興奮するのはお前らだけだろう!?」
「それに、雨は雨でも大雨だろう!?」
と、キンジとオカルンがツッコミを入れる。
「全く、お前らは、こんな大雨で何かあったらどうするんだよ」
「引っ越し作業もまだ途中なのに」
「それに、何かあったら、どうするんだ」
2人が言っていると。
「まぁ、起きた事と言っても、神父の通り魔に出会ったぐらいだからな」
「そうそう、それぐらいしかないから」
俺は、この散歩で起きた出来事を言う。
「そうか、神父の通り魔に会ったぐらいか」
「まぁ、それだったら」
和やかな雰囲気で言うのは一瞬。
「「通り魔!?」」
俺と茅森の言葉に反応し、キンジとオカルンは大声で叫ぶ。
「おい!お前ら!通り魔に出くわしたって!?」
「通り魔ってなんだよ!?しかも神父の通り魔って!?」
二人が大声で叫ぶと。
「うん、通り魔。でも、茅森が迎撃したからね」
「まぁ、楽勝楽勝」
「いや、引っ越し早々に問題が発生かよ」
「大丈夫だよ」
「大丈夫って……。でも、茅森が迎撃したんだったら大丈夫なのか?」
「まぁ、茅森が迎撃したんだったら」
「大丈夫だな」
「あぁ、大丈夫だな」
俺はそんな風に言うが。
「いや、大丈夫な訳ないだろ!」
「そんな事で、問題が発生したらどうするんだよ!」
と、キンジとオカルンは大声で叫ぶ。
「あぁ、もぅ引っ越し早々に何やっているんですかこの2人はぁ」
「1週間後には転校先の学校なんだぞ、分かっているのか」
「まぁ、転校前には少し問題を解決しないとな」
次回の王は
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妖怪王
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機械王
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怪獣王
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幻想王