サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
コカビエルを気絶させた。
周囲を見ても、既に戦いは終わっているのは分かる。
それと同時にこちらを警戒するように見ているが。
「とりあえずは、警察にでも任せたいと考えているがそれはできそうにないな」
俺達は、こちらを警戒して見ている彼女達を見つめていた。
「それで、俺に何か用?」
「・・・まずは、アーシアを助けてくれた事を感謝するわ」
「あぁ、気にしないで、俺も誰かが死ぬのは嫌だからさ」
軽く言うが、それでも俺達に対しての警戒は緩めるつもりはなかった。
「まぁ、それに、俺に聞きたい事があるようだけど、それは向こうでずっと見ている彼もそうじゃないかな」
「彼?」
俺の言葉に、赤い籠手を装着している彼は首を傾げる。
すると、俺の言葉に合わせるように現れたのは、全身に白い龍を思わせる鎧を身に纏った人物が現れる。
「まさか、気づかれるとはね」
「なんだか、ゲイツが身に纏っているのに似ているような気がするけど、君は?」
「俺か、そうだな、そちらも本名を名乗らない以上、俺は白龍皇とでも呼んでくれ」
「そっか、それで、俺に何か聞きたい事でも」
そうしながら、俺は周囲を見つめる。
すると、質問してきたのは。
『では、確認するが、お前はあの時に我らを倒したジオウ本人か』
「あっ、宝石が喋った。へぇ、神器って喋れるんだ、知らなかった」
『・・・冗談を言っているつもりか?』
「全然、それでジオウ本人と言わても、お前らが何者かも知らない俺が答えられる訳ないだろ」
そもそもの話。
目の前にいる彼らに関しては、俺は知らない。
『あえて言うならば、そこにいるマーリンが「生誕の瞬間」と言った時にいたドラゴンと言えば分かるか』
「あぁ、あの時のでかい赤と白のドラゴンか」
その台詞で思い出して、頷く。
すると、周りは驚きを隠せない様子だった。
「待ちなさい、それはつまりは、あなたは三大勢力の戦争の時から生きているのっ」
「いいや、俺は普通の人間だ、ただ」
俺は仮面を被ったまま。
「タイムトラベルとか出来る程度だよ」
「タイムトラベル?まさか、時間を操れるの」
「まぁ、今はある程度かな?さっきも見たと思うけど時間を戻す事も、未来を見る事も出来る。そして、時間を飛び越える事もね」
全て事実ではある。
だが、それを行うにはどうするかに関しては言わない。
「それで、他にはなさそうだったら、さっさとコカビエルを警察に突き出したいんだけど」
「いや、コカビエルは俺が預かる。警察に行っても、そいつは簡単に脱走するからな」
「それを信頼出来るとでも、コカビエルの仲間の可能性があるのに?」
「安心しろ、本当にこいつを止める為に来ただけだ。最も、ジオウがいたのは、本当に想定外だったからな」
そう、白龍皇はこちらを見つめる。
その言葉から、嘘ではないようだ。
「そっか、だったら、頼む」
「良いのか?王様?」
「嘘をついているようには見えないしな。それにこれ以上は俺達がいても迷惑だろ、あんた達も」
「・・・そういう訳じゃないわ、ただ、確認したい事が一つ」
「何?」
「あなたがもしも伝説通りのジオウならば、あなたは何を考えているの」
「考えているか、あえて言えば」
俺は、本心を言う。
「最高最善の王になるかな、じゃ」『ディケイド』
それと共にオーロラカーテンを呼び出し、そのまま進む。
俺と茅森は、その場を去って行く。
次回の王は
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妖怪王
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機械王
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怪獣王
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幻想王