サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
俺達はすぐに三大勢力の会議に向かう事となった。
今回の、三大勢力の会議での案内人。
その案内を務めているのはマーリン。彼女の案内の元で俺は、今回の護衛の二人と共に向かった。
「いやぁ、それにしても我が王、こういうのは結構積極的じゃないか」
笑みを浮かべたマーリンは、そんな俺を見ながら、ニヤリと笑った。
「まぁそうだね」
俺は少し驚いた表情でマーリンに問いかけた。
「いやぁ、だってさ。ほら、今回の会議には、悪魔や堕天使、神々が集まるんだよ」
マーリンは楽しげに話すと、俺は少し不思議そうな顔で聞いていた。
「だからといって、どうしたんだ?」
俺は不思議そうにマーリンに尋ねると、マーリンはニヤリと笑みを浮かべて答えた。
「いやぁ、だってさ。そんな大物たちが集まる場所に行くなんて、普通の人なら緊張するじゃないか」
マーリンは笑いながら俺に説明する。
「だからこそ、君がこんなに積極的で堂々としているのが、ちょっと意外なんだよね」
「確かにそうだな。でも、いつも言っているだろ。俺は最善最高の王になるって。その為だったら戦争を回避出来るのに協力するよ」
「正体がバレないようにわざわざ変身したまま参加しているんだろ?」
マーリンが俺を見つめながら問いかける。
「もちろんさ。俺は王として、常に堂々としていなきゃならないんだからね」
俺は自信満々に答える。
「それに、この姿なら誰にも正体を知られないし、安心して会議に参加できるからね」
「確かに。王としての威厳を保つためには、そういうのも必要だよね」
マーリンは納得しながら話す。
「さぁ、それじゃあそろそろ会議が始まるから、準備しようか」
「そうだな」
俺達は笑顔で頷きながら会議の会場へと向かっていく。会場への到着と共に、マーリンは花の魔術を発動させた。
マーリンの案内と共に、瞬間移動する俺達。
マーリンの魔術によって、瞬時に会議の場に到着した俺達は、そのまま扉を開けて入場した。
「お待ちしておりました、皆様」
会議の場に足を踏み入れると、すぐに誰かが俺達を迎えてくれた。
「・・・どうやら、俺達が最後だったようだな」
俺はその言葉に頷きながら、周囲を見渡す。
その場には、悪魔、堕天使、そして神々がそれぞれ席についており、会議が始まるのを待っているようだった。
そして、その瞬間。
「待っていたぞ、オーマジオウ」
誰かが俺に向かってそう言った。
声の主はアザゼルだった。
彼の姿は会議室の中心に位置する席に座っており、その存在感は他の参加者たちとは一線を画していた。俺はアザゼルの方へ視線を向けながら、軽く頷いた。
「待たせたな」
その言葉と共に、俺達は会議の中心へと進む。
会議室には、悪魔、堕天使、神々がそれぞれの陣営に分かれて座っており、俺の登場に緊張感が高まっていた。
「さて、これで全員揃ったな。早速会議を始めよう」
アザゼルが会議の開始を告げると、各勢力の代表者が順に意見を述べ始めた。
俺は静かに席に着きながら、周囲の様子を伺った。
俺は会議室にいる全員の視線を感じながら、堂々とした態度で座り続けた。誰も俺の正体を疑うことなく、オーマジオウとして扱っている様子に少し安心しながらも、緊張感が高まっているのを感じていた。
会議は最初は順調に進んでいた。それぞれの勢力が現在の状況や意見を交換し合いながら、協力関係を築くための話し合いが行われていた。
「さて、ここからはオーマジオウとしての意見を聞かせてもらいたい」
アザゼルが俺に向かって声をかける。
「お前は一体何を考えているんだ?」
それに対して、俺は。
「・・・何を考えているか、まぁ俺としてはこれ以上の犠牲者が増えない事だな」
「犠牲者か」
それと共に、俺の横にいる響を見る。
「その子は」
「俺の家臣だ。まぁ、響の中には神器があってそれが原因で堕天使に殺された。それ以来、彼女は多くの不幸があったからな」
「・・・なるほど、それで俺に責任を」
「責任と言っても、響の思いを聞けかな。それに、俺の考えはさっきの言った通り、犠牲者を増やさない事だ」
その呟きと共に続く。
「どの種族も、人を利用し、不幸に追いやっている。けれど、それは人間も同じだ。そんな事を繰り返しても、未来には犠牲者が生まれるだけだ」
そう、俺の中にある考えを素直に告げる。
「まぁ、まだまだ20にもなっていない若造が言っても説得力はないけどな」
「・・・ちょっと待てくれ、オーマジオウ、君は今、何歳なんだ」
「さぁな、この姿だから、意外と5歳の男の子かもしれないよ」
「・・・おいおい」
そう、俺は軽口を叩いた。
「まぁ、年齢は別にどうでも良いだろ」
その一言に、会議の空気は一瞬和んだ。
アザゼルは驚きながら俺の言葉を聞き返した。
「5歳だと?」
俺はニヤリと笑いながら答えた。
「いやいや、冗談さ。でも、年齢なんて関係ない。重要なのは、どう行動するかだろ?」
アザゼルは少し考えてから頷いた。
だが、俺はそのまま続ける。
「どちらにしても、もしも、俺が敵対する理由は誰かが不幸になる事かな。まぁ俺の独断で決めるけど、少なくとも、涙を流している子供がいない事かな」
すると、天使の羽を背中から出している人は少し笑った。
「最初、オーマジオウが来た時はどうなるかと考えたが、どうやら想定外だったようだね。悪人かと考えたが」
「あぁ、むしろ善人だと考えて良い。だからこそ、オーマジオウ。君はなぜ神に恐れられているんだ」
「さぁ、その理由は俺にも分からないし、何よりも俺がそれを知りたい」
果たして、未来。
俺は一体、何をしたのか。
「まぁ、どちらにしても和平で良かったよ」
この会議での結果は平和な解決がなされた事に俺は胸を撫で下ろした。
この結果を受けて、今後の未来にも平和な世界が訪れる事を信じたいと思った。
だが。
「・・・ねぇ聞きたい事があるんだけど、この会議って、三大勢力と私達っているの」
フリーレンの呟き。
それと共に手には杖を持っていた。
それは明らかな臨戦態勢であり、その場にいる全員もまた目を見開く。
「えっ、いや何を言って」
その場にいた悪魔側の一人が何かを言おうとした。
けれど、それよりも早く、俺はその手にはジカンギレードを手にこちらに迫る攻撃を防ぐ。
「なっ」
驚きを隠せない最中で、俺はそのまま校庭へと飛び出す。
空中を飛ぶように移動する影は、瞬時に俺に迫り、手に持つ武器で襲いかかる。
迫る攻撃に対して、その手に持つジカンギレードで受け止めながらも、巧みに攻撃を避けつつ地面に降り立った。
「一体何者だ!」
俺は叫びながら、その場にいる謎の敵に問いかけた。
敵の姿は闇に包まれていた。
だが、やがてその姿が露わになった。
そこに現れたのは歪な怪物。
これまで、数多くの敵と戦ってきた俺だが、それは見た事ない。
歪な形をした怪物達であり、俺が知る限りではどれとも該当しない。
そう、3人の怪物がこちらを構えていた。
あえて、その外見的特徴を言うと。
「忍者に○と×に樹?共通点がまるで分からん」
次回の王は
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妖怪王
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機械王
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怪獣王
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幻想王