サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
「不死身」
その言葉の意味に対して、俺は復活したアナザーライダー達に目を向ける。
「アナザーライダー達は、例え倒す事が出来たとしても、核となるライドウォッチがある限り何度でも蘇る事が出来る」
「だったら、そのライドウォッチを破壊すれば「それが出来ればっここまで来ないっ」っ」
同時に、ウォズは叫んだ。
叫びに込められた後悔と失敗を察する。きっとウォズも何度もライドウォッチを破壊しようと試みたのだろう。
「っ……」
ゲイツは、それを聞いた瞬間、歯を食いしばる。
その視線の先には、先程倒したアナザーライダー達が、再び立ち上がる光景があった。
「・・・それが俺を殺す理由か」
「あぁ、あなたの事はよく知っている。オーマジオウの力を手に入れた。けれど、それは奪われてしまった!だから、その先の悲惨な未来を変える為にあなたを」
ウォズは、俺の目を見て訴えかけるように語り掛けてくる。
確かにオーマジオウの力は、俺の手から失われてしまった。
「・・・だから、今度は俺を殺してそれを阻止しようってか」
「未来のオーマジオウには誰も逆らえないっ、だから、その未来を変える為にっ」
ウォズのその言葉に嘘はないだろう。
だからこそ、考えるのを止めてはいけない。
絶望的な状況でも、希望へと繋がる。
「なんか悩んでいるようだね」
「フリーレン」
そうしていると共にアナザーライダーからの攻撃。
それをフリーレンが防御魔法で防いでくれる。
同時に響がアナザーライダー達に飛び込んでいく。
「響」
「良いから、さっさと打開策を考えて」
そうしながら響はアナザーライダー達を吹き飛ばす。
「確かに、倒せても倒せなくてもすぐに蘇るんだったら、終わりがないよね」
「・・・」
「けれど、奴らにも法則性があるはず。それが未来の君の力から作られたんだったら、今の君も分かるかもしれない」
「・・・分かる事か」
その言葉と共に、俺はアナザーライダー達を見る。
俺の力を使った未来の奴が作り出した怪物達。
不死身な怪人。
アナザーシノビ。
アナザークイズ。
アナザーキカイ。
「・・・アナザーキカイ?」
その名で、思い出したのは、キカイ。
こことは異なる世界のライダー。
それは果たして偶然なのか。
いや、俺の力から作り出されたのならばあり得るか。
それと共に、ジオウライドウォッチⅡが反応した。
『アナザーライダーは同じライダーの力でしか倒せない』
そんな言葉と共に。
俺の腕にあるブランクライドウォッチが光輝く。
この場で、なぜ。
そんな疑問はあったが、同時に。
『影になりて力なき者を守る。誤った力の使い方をする者からな!』
『救えよ世界、答えよ正解』
『Best Friend Forever』
聞こえて来たのは、ライドウォッチを通してのライダー達の声。
これまでは、家臣達の心を通して、彼らの力を借りていた。
けれど、目の前にいるアナザーライダーは、おそらくは未来のオーマジオウがその力を意思を歪ませた存在。
だけど、その力が今、悪用されている。
だから止めて欲しい。
「・・・人の心を知って、それを叶える。それも王の使命だよな」
同時に笑みを浮かべる。
「ゲイツ、ウォズ、ちょっと協力して」
「協力だと?」「何を言っているんだ」
「アナザーライダーを倒す事が出来る方法、今、分かった」
「「はっ」」
俺の言葉に、信じられないように返してきた。
しかし、そんな奴らを無視して、俺は紫色のライドウォッチをウォズに、オレンジ色のライドウォッチをゲイツに渡した。
それと共に、俺は自分の手元にあるライドウォッチを起動させる。
「さぁ、やろうぜ」『キカイ』
「それは、まさか」『シノビ』
「どういう力なんだ、これは」『クイズ』
鳴り響く音声と共に、各々のドライバーにライドウォッチを装填する。
「「「変身」」」
『ライダータイム!仮面ライダージオウ!アーマータイム!デカイ!ハカイ!ゴーカイ!キカイ!』
『ライダータイム!仮面ライダーゲイツ!アーマータイム!クエスチョン!クイズ!』
『投影!フューチャータイム!誰じゃ?俺じゃ?忍者!フューチャーリングシノビ!シノビ!』
鳴り響く音声。
それが意味するのは反逆の音。
次回の王は
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妖怪王
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機械王
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怪獣王
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幻想王