サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
三大勢力会議を無事に終えた後、俺達は家に戻っていた。
「それで、結局の所、これからどうするんだ?」
その話題を切り出したのは、キンジだった。
話題の内容は勿論、オーマジオウの事についてだった。
「オーマジオウの力に関しては、これからも集め続けるのは変わらないけど」
「未来でお前の力を奪った犯人も見つけないといけないんだよな」
そう、それこそが今回の話題の中心だった。
「というよりも、自分達はそもそも、他のライダー達の力をどうやって手に入れるのかすら未だに分からない状態ですから」
「以前の方法で試そうにも無理ですし」
以前までは家臣達が集まれば集まる程に、ライダー達の力も自然と集まっていった。
けれど、その方法は既に駒が全て揃っている為に使う事は出来なかった。
だからこそ、今の所は、そのライダー達に認められる事しか方法はないが。
「555に剣にドライブ。彼らがどのような仮面ライダーなのか分からないと」
「マーリンは何か知らないのか?」
そこで、この中でライダーの知識が一番あるマーリンに尋ねた。
しかし。
「残念ながらね。そもそも、ライドウォッチがどのように力を出すのか、私も分からないからね」
「頼みの綱も無理だったか。だとすれば、どうすれば」
その場にいる全員が頭を悩ませている。
その最中で、俺はふと、思った。
「・・・だったら、試してみたい事が一つある」
「試してみたい事?」
それと共に、俺は取り出したのはディケイドライドウォッチ。
「・・・おい、まさか」
「ディケイドライドウォッチで他の世界に行ったら、何か上手く行くかも」
「いや、それで俺達、しばらく大変な目に遭ったんだぞ!」
「良いか!太郎!押すなよ!絶対に押すなよ」
目の前にいる大半が止めようとしていた。
けれど。
『ディ・ディ・ディ・ディケイド!』
「えっ」
一同からの声が聞こえる前に、俺は既にディケイドライドウォッチのスイッチを押した後だった。
「お前、何やっているんだよ!」
「えぇ、だって、以前の時とは違って、今は夏休みだろ。だったら、この間は長期間離れていたから問題だったけど、今回は特に問題ないだろ」
「問題あるわ!元の世界に帰れる保証はあるのか?」
「大丈夫な気がする!」
俺はそのまま自信に満ち溢れた言葉で言う。
それに対して。
『いや、大丈夫な訳ないだろ!!』
そう、大半の家臣達が叫ぶ最中で、オーロラカーテンが迫る。
オーロラカーテンが俺達を包み込んだ。
それと共に、俺達は、異世界へと転移した。
次回より、オリジナル編であり、クロスオーバー編です。
次回の王は
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妖怪王
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機械王
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怪獣王
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幻想王