サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
俺達が向かった場所。
その場所は、先程までの森とは違い周囲は砂で広がっていた。
見渡す限りの砂だが、砂漠というわけではない。
だが、その場所だからこそ、その異様な光景を理解できた。
「ぐっ」
アナザーライダーだと思われる存在が暴れていた。
頭部は鼻から口にかけての装甲がなく、左の複眼が破損して中から目が覗いており、破損したカバーをかろうじて繋ぎ止めている赤いコードのようなモールドは、事故に遭った犠牲者が流す血の涙を思わせる。
そして、その容姿から見覚えがある。
それと共に、見れば、周囲の空間はゆっくりとなっているのか。
怪物と戦っているライダーの姿見える。二人はアナザードライブと戦っているが、その動きは遅く、まるで水の中を動いているかのようだ。
そして、舞い上がった砂まで、あまりにも遅すぎた。
それで、その異様な状況を理解できた。
その姿は、仮面ライダーと呼ぶには少々変わった姿をしている。
一人は、UFOを思わせる帽子を被っており、体は白を基調としたボディスーツを着ており、腰にはベルトのようなものが巻かれている。
もう一人は、バナナの鎧を纏っている。
その鎧は、黄色く、まるで本物のバナナのように見える。
バナナの鎧は、腕や脚にも装着されており、頭部もバナナの形をしている。
その姿は、まるでバナナの騎士のようだった。
「おいおい、なんだ、あれ?」
それに対して、桃は思わず声を出す。
その一方で。
綾瀬はオカルンに声をかけると共に、オカルンもその言葉の意味を理解する。
「アナザードライブか」
「なんとかしないと」
「あぁ、とりあえず、スピード重視のこれにするか」
それと共に、俺は手に持ったライドウォッチを起動させる。
『ライダータイム!仮面ライダージオウ!アーマータイム!Change Beetle!カブト!』
カブトアーマーを身に纏った俺は、すぐにアナザードライブに攻撃を仕掛ける。
アナザードライブは、その衝撃に対して、驚きを隠せず、そのまま吹き飛ばされる。
それと共に、俺は元のスピードへと戻ると同時に。
「また、新たな敵か?」「けれど、姿からして、仮面ライダー?フェイクライダーではなさそうだが」
そう、二人のライダーは、俺に向かって、疑問に首を傾げる。
「また、その質問か。とりあえず、俺は仮面ライダージオウだと覚えていてくれたら、良いよ、君達は」
そう、俺はここから共闘する二人に対して、すぐに質問する。
二人は多少戸惑いはあったが。
「ギンガ、仮面ライダーギンガ」
「アーマードライダー、バロンだ」
次回の王は
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妖怪王
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機械王
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怪獣王
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幻想王