サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
アナザードライブを倒し終わった後、俺はそのままぐったりとしていた。
「・・・変身が解除されたけど」
「お前は一体」
それと共にギンガとバロンが、再び俺に対して問いかけてきた。
「さっきも似たような質問を受けたけど、俺は唯我太郎。それで、こっちの2人は俺の家臣のオカルンと綾瀬だ」
「家臣?」
「それって、どういう意味なんだ?」
すぐに説明すると、2人は思わず首を傾げていた。
「いや、普通に考えて、そんな説明で納得する人なんていませんよ」
「そう言われても事実だろ」
「まぁ、合っているからこそ、文句は言えないけど」
俺の言葉に対して、2人はため息を吐きながらも同意をする。
すると、ギンガとバロンの2人は、少し驚いたように目を見開く。
「・・・家臣っていう事は、もしかして王様なのか?」
「んっ、よく分かったな。まぁ、俺はいずれ王になる男だからな」
「なんというか、色々と変わっているんだな」
そうしながら、2人もまた戸惑っていた。
「それで聞きたいけど、この世界って、以前からアナザーライダーって存在したのか?」
「・・・アナザーライダーと似たような奴らで、フェイクライダーってのは存在していたな」
「フェイクライダー?つまりは偽物のライダーか?」
「あぁ、誰が配っているのか分からないが、カードを使って、そこに刻まれているライダーの力を使えるという代物で暴れる奴らだ」
「それに関しては、まだ」
「あぁ、けれど、そんなのがあっても、アナザーライダーは今までいなかったのになんで」
ギンガの言葉からして、アナザーライダーが出た原因に関しては、今も謎に包まれているらしい。
だからこそ、俺もまた考える。
「・・・俺がこの世界に来た事が要因でアナザーライダーが現れたのか?」
まるでタイミングを図ったように現れた事もあり、疑問を思わず呟く。
しかし。
「お前達が来たのは、何時なんだ?」
「実は、まだ一日も経っていなくて」
「・・・だとしたら、違うだろう。アナザーライダーが現れたのは1週間前。その頃から暴れていた事もあり、俺達は止める為に戦っていた」
「最も、同じように考えていたライダーと出会うとは思わなかったからな」
「ふむ」
その話を聞くと共に、俺がこの世界に来た理由に関しても推察は出来る。
「・・・だとしたら、反対か。アナザーライダーがいたからこそ、それに対抗するように呼ばれたと考えて良いのか?」
「・・・けど、自分の意思でディケイドライドウォッチ、使いましたよね」
「それっぽく言っているけど」
「そうと分かれば、あと一体、アナザーファイズだな」
そうして、俺はゆっくりと立ち上がる。
「いや、無茶ですよ!というよりもさっきアナザーライダーを2体倒したばかりなのに」
「絶花との鍛錬である程度は鍛えられたからな。少し休んだら十分だ。何よりもあと一体だからな」
「いや、本当に、無茶し過ぎるでしょ」
「まぁな」『ディケイド!』
それと共に、俺はディケイドライドウォッチを起動させ、オーロラカーテンを出す。
「それじゃ、ありがとうな!とりあえず、残り一体、倒してくるわ!!」
「えっ、待って下さいよ!」「もぅ!」
最後の一体であるアナザーファイズの元へと向かって行く。
次回の王は
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妖怪王
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機械王
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怪獣王
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幻想王