サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
そのお知らせとは、現在のジオウ編に関しては7月頃に終了予定となっています。
その際に、また新たなシーズンにしようと考えていますが、それに関する活動報告を募集しますので、興味がある方はぜひ。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=326423&uid=45956
俺は目の前に広がる光景を見て、懐かしさを感じた。
海だ。
目の前には海が広がっている。
夏の熱い日差しを浴びながら。
俺は眼前にある海をぼーっと眺めていた。
今、俺は久し振りの故郷へ帰省していた。
そして、この海は俺が幼い頃に良く来ていた場所だった。
「懐かしいな」
俺はその場で、見つめていた。
「太郎、こっちに来てからずっとぼーっとしているね」
そう言いながら、俺の隣でスイカを食べながら一緒にいる絶花が呟く。
「・・・少し面倒な事になったからな」
絶花の言葉を聞きながらも、俺もまた海を見つめている。
海を見つめながら、横を見つめる。
シャリシャリっと、スイカを貪っているのは、ドラットの三兄弟。
蝙蝠と猫を合わせた彼らは相変わらずスイカを呑気に食べていた。
「・・・面倒な事って?」
「なんか、未来で俺の力を奪ったという奴が現れたらしい」
「それ、呑気に話して良いの」
「さぁな」
絶花の言葉を聞きながらも、俺はスイカを食べる。
絶花が俺の分も食べようと用意してくれたスイカ。
それを食べる。
「・・・でも、太郎も変わらないね」
「そうか」
「うん」
そう呟きながら。
「それで聞きたい事があるんだ、絶花」
「何?」
「黒猫、何時、戻ってきたんだ」
俺はそう言いながら、呑気そうに絶花の膝の上で寝ている黒猫を見る。
1年前ぐらいから、姿を見せなかった野良の黒猫。
毛並みが整っており、特徴的なふてぶてしい態度には、まるで王様のような風格がある。その姿はまるで、一匹の黒き宝石のように輝いているようだった。
俺はその猫を見て、懐かしい気持ちになる。そして同時に、なぜこの猫がここにいるのか不思議に思った。猫は気まぐれな生き物だが、こんなにも長い間姿を消すことは珍しい。だからこそ、俺はその理由が知りたかったのだ。
「私も知らない」
絶花は俺の質問に対して、首を傾げる。
絶花は嘘を言っていないように思える。
「まぁ今はゆっくりしようか」
俺はそう呟く。
そして、俺はそのまま、その場で絶花とスイカを食べていた。
「けれど、これからどうするの?そのライダーの力は未だに見つかっていないんだよね」
「・・・そうだな」
「どうするつもりなの」
その言葉に対して、俺は。
「たぶん、もうすぐ来ると思う」
「来るって」
「ライダーの力、自身が」
「ぶっ!」「にゃぁ?!」
俺の一言に対して、絶花はスイカの種を吐き出す。
「なっなんで、分かるの」
俺に対して、絶花は質問してくるが。
「夢で見たから」
「夢って、そんな事で」
「あぁ、けれど、たぶん、予知夢かもしれない。ジオウⅡに関係していると思う」
「・・・確かにそうだけど、どうするつもりなの」
それと共に、絶花の答えは。
「特訓、するしかないよなぁ」
次回の王は
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妖怪王
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機械王
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怪獣王
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幻想王