サムライガールの幼馴染みは王様を目指す   作:ボルメテウスさん

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2体のアナザーライダー

「ここが、予知で見た場所」

 

そう言葉を溢すと辺りを見渡すと自分が今いるのはどこかの街だという事がよくわかった。

 

周りの建物からなんとなく察することが出来るのでそれは間違いないだろうと思われるのだが。

 

「空の色が紫だと?」

 

その色に対して、剣崎さんもまた疑問に思い、口を出してしまう。

 

この街というよりも、この世界自体が何か違う。

 

そう違和感を感じていると共に、聞こえて来たのは爆発音。

 

それを意味するのは。

 

「あれが、予知で見た光景の」

 

それこそが、街で暴れているアナザーライダーだろう。

 

俺達は、すぐにそこへと向かって、走ると。

 

そこにいたのは、アナザーライダーに戦いを挑んでいる人達。

 

彼らは、人間とは思えないような腕力や、魔法。

 

それらを使って、アナザーライダーへと攻撃を行っていた。

 

だが。

 

「その程度の強さで敵うと思っているのか!」

 

叫んだ瞬間、アナザーライダーの1人が、その手に持つ剣で周囲にいた彼らを吹き飛ばす。

 

それは、皮肉にも、俺が先程まで使った鎧武ライドウォッチと同じ鎧武の力を宿すアナザーライダー。

 

アナザー鎧武。

 

そして、もう一体は。

 

「悪魔と言っても、まぁ、この程度か」

 

そうしながら、手に持つ剣を地面に突き刺しているのは、アナザーブレイド。

 

剣崎さんが変身する剣のアナザーライダーだ。

 

2体のアナザーライダーの存在を確認すると共に、俺達は急いで向かう。

 

「悪いが、そこまでにして貰おうか」

 

俺の声を聞くと共に、アナザーライダー達は、すぐにこちらを向く。

 

同時に。

 

「お前か、この時代のジオウというのは」

 

そう、アナザー鎧武は問いかける。

 

「お前達も、未来のオーマジオウの手先か?」

 

そう問いかけると共に、アナザーブレイドは。

 

「ははっ、面白い事を言う。俺達は別に手先になったつもりはないよ。ただ、目的を達成する為に手を貸しているだけだからね」

 

「本当に、笑わせる。まぁ、どちらにしても、今のお前が本当にオーマジオウになれるかどうか、確かめてやる」

 

その言葉と共に、アナザー鎧武は、既に構えていた。

 

「・・・それにしても、なんでお前がここにいるんだ、剣崎一真。それに、なぜ、ジョーカーに」

 

「お前は、俺を知っているのか?」

 

「・・・なるほど、これがあいつの言っていた別の歴史という訳か。ならば」

 

それと共にアナザーブレイドは、構える。

 

「今、ここで、あの時の恨みを晴らす!」

 

「一体、誰だか分からないが、これ以上は、ここにいる人達には手を出させない」

 

そうして、剣崎さんは、そのままブレイバックルを腰に回す。

 

「・・・これを頼めるか」

 

そして、俺もまた、手にある鎧武ライドウォッチ。

 

それを絶花に渡す。

 

「分かっているよ」

 

笑みを浮かべると共に、俺もまた、ジオウⅡライドウォッチを起動させる。

 

「「変身!」」『ジオウ・ジオウ・ジオウ! Ⅱ』『Turn Up』

次回の王は

  • 妖怪王
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