サムライガールの幼馴染みは王様を目指す   作:ボルメテウスさん

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王の行く道

ロード・バロン、その名を告げると共に。

 

奴はその手に持つ剣を構え、俺達に襲い掛かってくる。

 

それに対して、俺は既にサイキョージカンギレードで、絶花もその手に刀を構えていた。

 

ロード・バロンは、先程までのアナザー鎧武と比べても、強い。

 

それが理解出来る程に早く、既にこちらに迫ったサイキョージカンギレードで受け止めた衝撃で理解出来た。

 

「早っ」「ほぅ」

 

サイキョージカンギレードをロード・バロンからの攻撃を受け止められたのは、ジオウⅡの予知。

 

それがなければ、確実にやられていた。

 

「だが、その程度か」

 

「まだだ!」

 

ロード・バロンの攻撃を受け止めれた俺は、そのままサイキョージカンギレードで反撃する。

 

しかし、それは簡単に避けられてしまう。

 

そして再び攻撃が来るがそれを何とか防ぐ事に成功した。

 

けれどそれすら見切られており更に追撃を受ける事になったがそれもまたギリギリで回避する事が出来た。

 

そんな攻防が続く中、俺と絶花は互いに連携しながら戦うもそれでも決定打を与える事が出来ないでいた。

 

いや違う! これは……。

 

(俺達を試しているのか?)

 

そう思った時だ、彼は突然とこちらに剣を向けてきた。

 

同時にその剣から放たれた一撃によって俺達は吹き飛ばされたのだったっ!!!?

 

「その程度で勝てると思っているのか!」

 

吹き飛ばされた先で見えた光景に絶句しながら立ち上がるが既に遅かった。

 

ロード・バロンは俺達との間合いを詰めてくるとそのまま剣を振るってきたのだった!

 

咄嵯にサイキョージカンギレードでガードするも威力までは殺しきれずに吹っ飛ばされてしまうっ!

 

地面を転がりながら体勢を立て直すとそこには既に奴の姿があったっ!!!

 

「どうした? この程度の実力か?」

 

「負けるかよっと!」

 

すると、ジオウⅡのライドウォッチの片方が落ちていた。

 

同時に、俺の足下には鎧武ライドウォッチが。

 

「もしかしたら、やってみるか!」

 

その言葉と共に、もう片方に鎧武ライドウォッチを装填し、ジクウドライバーを回す。

 

『ライダータイム!仮面ライダー! ライダー!ジオウ・ジオウ・ジオウ! Ⅱ!アーマータイム!ソイヤッ!ガ・イ・ム~!』

 

その音声と共に、俺の横にいた絶花に変化した。

 

「これは」

 

そこには、絶花の身体が変わる。

 

彼女の身に纏ったのは、鎧武を思わせるアーマー。

 

その手には、絶花の持つ刀ともう片方の手には大橙丸Zを手に持っていた。

 

「これって」

 

「なるほど、これは面白そうだね」

 

それと共に、ロード・バロンが迫る。

 

同時に、その手に持つ剣を振るう。

 

その攻撃を鎧武のアーマーを身に纏った絶花は回避して見せる。

 

続けて繰り出される攻撃を避けながら距離を取ると今度はこちらの番だとばかりに刀で斬りかかったがこれも避けられる。

 

そして逆に反撃を受けてしまう。

 

その攻撃を何とか防ぎつつ反撃に出ようとするがその前に攻撃されてダメージを喰らいそうになるが何とか避けた。

 

しかしそれも束の間であり再び攻撃が来たのでまた避けなければならない状況になりそうだった。

 

それでも諦めずに立ち向かい続ける二人に対しロード・バロンは言った。

 

「まだまだだな」

 

だが。

 

「まだ!」

 

そう言葉を発した瞬間に鎧武アーマーを身に纏った絶花が刀を振りかぶると同時に走り出した。

 

それを見た俺はサイキョージカンギレードを構える。

 

そしてロード・バロンは手に持っている剣を振り下ろしてきた。

 

けれど、それよりも早く。

 

俺達は。

 

『ライダーフィニッシュタイム!!スカッシュトゥワイズタイムブレーク!!』

 

その声と共に俺と絶花が同時に跳んだ。

 

俺はサイキョージカンギレードを振り下ろしながら絶花は刀を振るう。

 

その攻撃をロード・バロンは避けたがそのまま俺達の攻撃が当たる。

 

だが直撃寸前のところでかわされてしまう。

 

しかしそれでも勢いを止めることは出来なかったのか衝撃波が放たれる。

 

その余波で辺り一面が爆風に包まれた。

 

「やったか?」

 

煙が晴れるとそこにはボロボロの姿になったロード・バロンが立っていた。

 

しかしダメージを受けた様子はないようだ。

 

むしろ平然としているように見える。

 

「これでも駄目なのか」

 

「・・・いいや、当たった」

 

それと共に、ロード・バロンは、その身体が徐々に崩れていく。

 

「ロード・バロン」

 

「・・・お前が向かいたい王の道を行け」

 

その言葉を最後に、ロード・バロンが消えていった。

次回の王は

  • 妖怪王
  • 機械王
  • 怪獣王
  • 幻想王
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