サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
それは、太郎がブレイドこと、剣崎一真からの試練を受けていた頃。
「にしても、アザゼルの奴っ、俺が今、忙しいのを知っていてこんな事を頼んだのか」
幾瀬 鳶雄は、そうため息を吐きながら買い物の帰りに呟く。
高校生の時、とある事件を通じて、自分の中に宿る力である神器を知る事になった。
その神器を通じた事件も、解決してかなりの年月が経ち、今は22歳。
彼は、今、アザゼルからの依頼で、とある力を手にしていた。
「仮面ライダーの力か」
彼が今、その手に持つ力の名は仮面ライダーゲイツ。
アザゼルがジオウの力を解析して造り上げた力。
その力を使った依頼として、この力の元になったジオウを倒す事。
それが、当初の予定だった。
しかし、その予定は今は変わり、共闘する事になる。
「共闘するのは、別に良いけど、なんだろうなぁ、この気持ちは」
そうしながら、彼自身、今は何か迷っている事。
それをどう表したら良いのか分からず、少し苦悩しながら歩いていた。
そんな所で。
「・・・お前がゲイツか」
「んっ?」
聞こえた声と共に見つめた先には一人の男が立っていた。
「あんたは?」
疑問に思っていながら、男は周囲を見渡す。
それに釣られて、見るが、そこには人影はいない。
「・・・これだったら、誰も巻き込まずに済みそうだな」
「っ」
男が周囲に人の気配がいない事を確認すると共に出した殺気。
その殺気に釣られて、幾瀬は既に構えていた。
対して、男が自分のバックから取り出したのはベルト。
そのベルトを腰に巻くと、手にはスマホを持っていた。
『Standing by』
鳴り響いた音声が、幾瀬の中にある警戒心を高める。
「変身」『Complete』
ベルトにスマホを差し込むと同時に響く音声と共に現れたのは赤いライン。
それが男を包み込むと同時に現れたのは鎧。
それら全てが合わさり、一つの姿となった。
そこに現れたのは、幾瀬は知らない。
その名は、仮面ライダーネクストファイズ。
この世界とは別の世界に存在する仮面ライダーだ。
その仮面ライダーが現れると共に幾瀬もまた構える。
そして、変身が完了した後に幾瀬はすぐに仮面ライダーゲイツに変身する。
ゲイツに変身した幾瀬は、そのままネクストファイズと向かい合う。
「あんたの目的は何だ」
ゲイツが問いかけるとネクストファイズは答える。
「さぁな、ただ、お前を気に入らないだけかもしれないな!」『Faiz Edge Materialize』
鳴り響く音声と共に、ネクストファイズの手元には、赤い光を放つ剣を構える。
神器とは異なる光を放つそれを見ながら、幾瀬もまた、その手にジカンザックスを手に構える。
同時にぶつかり合う。
次回の王は
-
妖怪王
-
機械王
-
怪獣王
-
幻想王