サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
夏休みが終えた後。
俺達は、襲い掛かってくるアナザーライダー達との戦いは続いた。
だが、その際に大きな問題が一つあった。
「19個のライドウォッチは全部揃っているはずだよな」
「オーマジオウの力、まるで覚醒しないね」
駒王学園での、運動会を終えた俺達は、眼前にあるライドウォッチを見つめながら確認する。
ゲイツとウォズの二人から渡されたファイズとドライブのライドウォッチを含めても、条件はクリアしているはずだった。
だが、俺は未だにオーマジオウの力が出ているのかと言われると、まるで感じない。
「・・・やっぱり、このライドウォッチが認めていないからかな」
そうして、俺は一つのライドウォッチを取り出す。
ディケイドライドウォッチ。
これまで、幾度となく危機的状況を脱してきた力。
同時に危機的状況に追い詰めた現状最も謎のライドウォッチ。
「けれど、これも認められたから手に入れたんじゃ「それは違うんだよねぇ」マーリン」
俺達が話し合っている際に、マーリンが言葉を挟まる。
「我が王、ディケイドライドウォッチはかなり面倒なライドウォッチでねぇ、力を認めなくても、力を貸す事があるんだ」
「・・・なるほど、それとオーマジオウの力が手に入らないのとは、何の関係が」
俺は思わずマーリンに問いかけると。
「いやぁ、それが私にも分からなくてね」
「まぁ、どちらにしても、まだって事だな」
そうしながら、俺はディケイドライドウォッチを見つめる。
「けれど、そんな事件なんて、そんな早々に」
そう話していると、ゲイツから連絡があった。
「もしもし、ゲイツ?」
ここでいきなりゲイツからの連絡に対して、俺はそのまま受け取る。
「どうしたんだ?」
「・・・ジオウ、お前に少し頼みたい事があるんだ?」
「頼みたい事?一体なんだ?」
いきなりの質問に対して、俺は首を傾げる。
「・・・オーディンを守るためにロキと戦ってくれ!」
「は?ロキと戦う?」
突然の内容に対して、俺は思わず聞き返す。
「あぁ、実は」
それと共に、ゲイツは事情を話してくれた。
彼が言うには、どうやら北欧の勢力と同盟を結ぶ為に日本にオーディンが来た。
しかし、その同盟に不満のあるロキがオーディンを暗殺する為に来た。
だが、ロキは十分にオーディンを殺す為にフェンリルに加えて、アナザーライダーをも連れてきていた。
「そのアナザーライダーの正体に関しては」
「・・・現状では不明だ」
そうして、ゲイツは呟く。
現状、未だに不明な所は多いかもしれない。
けれど。
「良いよ」
「えっ」
俺は、そのままあっさりと答える。
「良いのか?」
「・・・ゲイツにはファイズライドウォッチの事で、世話になったからね。それに困っている民がいたら助ける。それが王様だからね」
次回の王は
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妖怪王
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機械王
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怪獣王
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幻想王