サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
クー・シーと共に、俺はそのまま結界の中へと突入する。
突入と同時に、周囲を見れば、どうやらロキはオーディンを殺す為の準備をしっかりと行っている。
それが一目で理解出来た。
「さて、この状況はやっぱり凄いなぁ」
そうして、見渡す。
「ほぅ、お前がジオウ。奴が言っていた時の王者か」
「そういうお前がロキって言う事で良いのか。それに」
俺は、そのままロキの隣を見る。
そこには、人を簡単に喰らう事が出来るだろう巨大な狼がいた。
事前に聞いていた事もあり、その正体がフェンリルなのは、理解出来た。
それだけではなく、フェンリルを小型にしたような2体の狼。
さらには、僅か先には、ドラゴンの大群が見えた。
「これは結構厄介な事になっているな」
「厄介な事って、その一言でなんとか出来るのか」
そうしながら、兵藤は叫んでしまう。
だが、特に慌てずに、これから迫るドラゴンは。
「問題ない。こういう奴らを相手にぴったりな準備は終わっているからな」
「ぴったりな事?」
それに対して、疑問に思っていると。
頭上には開いたのは巨大な穴。
その巨大な穴から何を意味した一同。
同時に穴から次々と現れたのは。
「・・・ロボット」
「タイムマジーン軍団だ」
そうして地上に次々と降り立ったのは、タイムマジーン。
そのタイムマジーンは、束によって大量に量産に成功していた。
そして、その数は、こちらに襲い掛かろうとしたドラゴンと同じ数のタイムマジーンが地上に降り立った。
「えっ、マジでなんだよこいつらは!」
「俺の家臣達だけど」
「・・・かっ家臣って、もしかして、ロボットを操縦する奴らがこんなに」
タイムマジーンを操縦しているのは、ワドルディ達だ。
「何が起きるか分からなかったからな、とりあえずは用意していたけどな」
「ジオウ、聞いていたが、本当にとんでもない奴のようだな。だが、お前の為にも準備をしていたからな」
すると、ロキの言葉を合図に現れたのは、巨大な恐竜。
眼前に現れたのは、信じられないような姿だった。
ティラノサウルスのような巨体が目の前に立ちはだかっている。だが通常の恐竜とは違う。ピンク色の肌に青い入れ墨が不気味に刻まれている。その牙は鋭く尖り、一咬みで人間を簡単に食いちぎれそうなほど巨大だ。
「人型じゃない」
「アナザーライダーだからと言って、人型とは限らないからね。けど、これはまぁ」
そうしながらも、見つめる。
これまで見た事のないライダーのアナザーライダー。
同時にそのアナザーライダーに刻まれているのも確かに見えた。
「リバイに少し下にバイス?それで2021」
その単語の意味はすぐには分からなかったが。
「まぁ、アナザーライダーは俺が戦わないとな」
次回の王は
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妖怪王
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機械王
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怪獣王
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幻想王