サムライガールの幼馴染みは王様を目指す   作:ボルメテウスさん

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束ねし力

タイムマジーンがドラゴンと交戦を始めた中で、俺はアナザーリバイスと向かい合っていた。

 

「さてと」

 

眼前にいるのは、恐竜。

 

ならば。

 

「恐竜も、竜ならば、こいつの出番だな」『龍騎!』

 

俺はすぐに龍騎ライドウォッチを起動させる。

 

それに合わせて。

 

「ガァォァ!」

 

アナザーリバイスは咆哮と共に俺に向かって突進してきた。ティラノサウルス特有の巨体での突進は、想像以上の迫力だった。

 

「速いな!」

 

間一髪で横に飛びのき、ジカンギレードを構える。振り下ろされた巨大な爪をギレードで受け止めたが、衝撃で腕が痺れる。

 

「こいつのパワーは半端ないぞ……!」

 

地面を蹴り上げて距離を取り、ジクウドライバーの片側に龍騎ライドウォッチを装填し。

 

「よっと!」『ライダータイム!仮面ライダージオウ!アーマータイム!アドベント!龍騎』

 

ジクウドライバーからの音声と共に俺は龍騎アーマーを纏った。

 

「よし!」

 

龍騎の能力を得た俺は、再びアナザーリバイスに向かって駆け出した。空中から舞うように近づき、素早い連続攻撃を繰り出す。

 

「ハッ!タァッ!」

 

しかし、アナザーリバイスは驚くべき俊敏性で攻撃を避け、巨大な尻尾を振るってきた。咄嗟にジカンギレードで防ぐが、その衝撃で吹き飛ばされてしまう。

 

「くっ……!」

 

地面に叩きつけられるもすぐに立ち上がり、冷静に戦況を分析する。

 

再びアナザーリバイスが突進してくる。今度は真正面から受け止めず、横に回り込むように動きながら距離を詰めた。

 

「ここだ!」『フィニッシュタイム!龍騎!ファイナル!タイムブレーク!』

 

右足にエネルギーを集めて跳躍した。空中で体勢を整え、アナザーリバイスの背中に強烈な一撃を叩き込む。

 

「タァーッ!」

 

大きな爆発と共にアナザーリバイスが地面に倒れ込んだ。しかし、まだ完全には倒れていないようだ。

 

「まだまだ!」

 

さらに追撃を仕掛けようと近づいた瞬間、アナザーリバイスの口から青白い光が放たれた。咄嗟に両腕で防御するも、その衝撃波に押し返される。

 

「グワッ!」

 

地面に転がりながらも即座に立ち上がり、新たな戦術を考える。

 

「これじゃ埒が明かない……!もっと強い力が必要だが、こうなったら……!」

 

その時、俺の耳に馴染みのある声が響いた。

 

「ジオウ!」

 

振り返ると、そこにはゲイツとウォズの姿があった。

 

「あっ!ゲイツ!それにウォズも!」

 

「大丈夫ですか?」

 

「ちょっと苦戦してるみたいだな」

 

ゲイツは眉間にシワを寄せながら言った。

 

「悪いな、力を貸してくれるか?」

 

二人は頷いて同時に立ち上がり、二人も各々の武器を構えた。

 

「助かるよ!」

 

三人で再びアナザーリバイスに向かって突進した。ゲイツは素早い動きで敵の注意を引きつけ、ウォズは巧みな槍さばきで攻撃を弾く。

 

俺はジカンギレードを振り回し、強烈な斬撃を加えた。

 

「ハァーッ!」

 

その攻撃が命中し、アナザーリバイスは大きく揺らいだ。しかし、それでも決定的な一撃には至らない。

 

「まだ足りない!」

 

「三人でかかっても、まだ足りないのか」

 

「このアナザーライダーを倒すには、やはりリバイスライドウォッチが必要なのか」

 

「あぁ、それか三人で力が合わされば」

 

すると突然、俺たちの持つライドウォッチが同時に輝き始めた。

 

「これは……?」

 

ジオウIIライドウォッチが光り始めると同時に、ゲイツリバイブウォッチとウォズミライドウォッチも呼応するように光を放ち始めた。

 

その瞬間、三つのライドウォッチが互いに共鳴し合い、眩い光の中から新たなライドウォッチが出現した。

 

「新しいライドウォッチ!?」

 

「見た事のないライドウォッチ……!?」

 

ウォズが呟く。

 

続けて現れたのは二つのライドウォッチ。

 

「リバイライドウォッチとバイスライドウォッチ……?」

 

俺は驚きながら手に取った。

 

「あいつ、まさか一体で二体分のライダーの力を持っていたのか」

 

「なるほど、これは厄介だな。けど、どうすれば」

 

そう、ゲイツとウォズは困惑する。

 

けれど。

 

「これを使えば、何かいける気がする」

 

『トリニティタイム!三つの力!仮面ライダージオウ!ゲイツ!ウォズ!トーリーニーティ!トリニティ!』

 

「なっ!?ななな、何だコレ!?」

 

「まさか三人で変身するとは」

 

「待て、なんでこんな風になるんだよ!」

 

俺たち三人は、突如として巻き起こった強烈な光に包まれた。そしてその瞬間、ゲイツとウォズの姿が変形し始めた。

 

「何が起きてるんだ……!」

 

ゲイツとウォズは頭部と胴体のバンド部分が腕時計のような形状に変形し始めた。俺は咄嗟に二人を受け止めるが、その時には既に二人は俺の両肩に装着されていた。

 

「ゲイツが右肩に……ウォズが左肩に……?」

 

「こっこれは……まさか一体に同化するということなのか?」

 

「おいおい、こんな展開初めてだぞ」

 

三人とも混乱する中、俺の仮面が徐々に胸元へと移動し始める。そして新たな顔が現れると同時に、胸の中央に新しい顔が出現した。

 

「これが……ジオウトリニティ……!?」

 

全身が強化され、金色と青と赤が入り混じった新たな装甲が装着される。三人の力が一体となった証だ。

 

「これは一体どういうことだ?なんで三人で一人になるんだ?」

 

「知らねぇよ!けど、なんだか力が溢れてくる!」

 

「こんな姿、俺は知らないぞ」

 

ジオウトリニティとして生まれ変わった俺は、改めてアナザーリバイスを見据えた。

 

そして。

 

「祝え! 3人のライダーの力が結集し、未来を創出する時の王者。その名も仮面ライダージオウトリニティ!新たな歴史が創成された瞬間である」

 

俺達が困惑していると、前でマーリンが久々の宣言をしていた。

 

「マーリン、なんかいきいきしているな」

 

「最近は間に合わない時が多かったからね!」

次回の王は

  • 妖怪王
  • 機械王
  • 怪獣王
  • 幻想王
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