サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
アナザーリバイスを倒す事が出来た。
しかし、まだ戦いは終わっていない。
すぐに、俺はその手にジカンデスピアを握りしめた。
ロキは依然として空を飛びながらこちらを見下ろしている。
「あの者を倒したか。だが、まだ私は残っているぞ!」
ロキの手には鎖が現れ、それを振り回して俺に向けた。
しかし。
「これでも食らえ!」
ジカンデスピアをロキに向けて思いっきり投げつけた。
投げられたジカンデスピアは流星のように空を切り裂き、ロキに向かって一直線に飛んでいった。
突然の攻撃にロキは驚愕の表情を浮かべた。
「何だと!?」
ロキは反射的に鎖を使ってジカンデスピアを絡め取ろうとしたが、ジカンデスピアはその鎖を引きちぎりながら進み続けた。
「こんなものか!」
ロキは咄嗟に身を翻してジカンデスピアをかわすが、その隙に俺は地面を蹴って空高く舞い上がった。
「来るぞ!」
「うむ」
ゲイツとウォズの声が聞こえる。
右手にはジカンギレード、左手にはジカンザックスを持ち、二刀流の構えでロキに向かって突進した。
「ここでぶっ倒す!!」
ロキは慌てて新たな鎖を生成し、俺の動きを封じようとした。
しかし、鎖が俺に触れた瞬間。
「そんなものは効かない!」
俺の全身から、紫色のオーラが現れ、そのまま鎖を消し飛ばした。
「なっ、それは」
「あれは、消滅の魔力、なんで」
そうして、全員が俺の方に注目したが。
「なんか、勢いで出た!」
「勢いだけか!」
ゲイツのツッコミが入る。
そして。
「喰らえぇぇ!!」
俺は右手のジカンギレードを振り下ろし、ロキの肩に強烈な一撃を与えた。
「ぐあっ!」
ロキは悲鳴を上げ、後方へと吹き飛んだ。
しかし、すぐに体制を立て直し、鋭い視線で俺を見つめた。
「なかなかやるではないか。だが、私にはまだ奥の手がある」
そう言うと、ロキの周囲に無数の武器が現れ始めた。剣、槍、斧、弓、盾、どれも神話級の武器のようだ。
「これで終わりだ!」
ロキはすべての武器を俺に向けて発射した。
無数の武器が空を埋め尽くし、俺に向かって飛んでくる。
「危ない!」
ゲイツの警告が聞こえる中、俺は冷静に考えた。
「これくらい、どうってことない!」
俺は両手の武器をクロスさせ、そのまま体を回転させて飛来する武器を全て叩き落とした。
「なに!?」
ロキは驚きの声を上げた。同時に、俺の体から再び紫色のオーラが放出され、周囲の武器を粉々に砕いてしまった。
「なぜ消滅の魔力が使えるのだ!」
ロキは混乱した様子で叫んだ。
「さっきも言ったろ!勢いだけだ!」
それと共に、ジカンギレードとジカンザックスを構えていると、その刃には影を纏っていた。
その影は、かなりの巨大な存在感を持っていた。
「こいつらの力だ!」
「影の力、まさか!」
「もしかしたら、僕達の力も……」
ゲイツとウォズの言葉に励まされながら、俺は再びロキに向かって突進した。
今度は右手のジカンギレードを振り上げ、左手のジカンザックスを斜めに振り下ろす。
「二つの刃の力!食らえ!」
ロキはすぐに盾を召喚して防ごうとしたが、その盾さえも影の刃で簡単に切り裂かれてしまった。
「くっ!」
ロキは痛みに顔を歪めながらも、必死に回避行動を取った。
「どうなっているんだ、お前はっ」
そうしながら、俺はそのままジカンギレードを構える。
それと共に、ジカンザックスとジカンデスピアが合わさり、巨大な大剣へと変わる。
『トリニティジカンギレード!』
俺は、そのまま構える。
『フィニッシュタイム!トリニティギリギリスラッシュ!』
トリニティジカンギレードの刃が禍々しい光と影によって、より巨大な刃となる。
その刃で、真っ直ぐとロキは、その刃の中へと消えていく。
「・・・なんか、勢いで取られたような」
「・・・なんか、すまん」
その後ろで、戦っていた兵藤達の出番を取ってしまった。
次回の王は
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妖怪王
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機械王
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怪獣王
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幻想王