サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
ロキとの戦いが終わった。
ゲイツから報酬を受け取りながらも、彼らとの直接に会う事はまだない。
そして、今、俺達は。
「さぁ、修学旅行だ!」
まさしく、修学旅行の為の話し合いをしていた。
俺は満面の笑みを浮かべていた。
周りには困惑顔のキンジとオカルン、そして楽しそうに手を叩く茅森がいた。
「どうだ!この提案は!」
そうしながら、京都の修学旅行において、一緒に行動する3人に俺は今回の旅行プランを見せる。
修学旅行である京都を最大限に楽しむために考えた、この計画案は完璧なものだった。
「いや待てよ太郎……これ、本当に修学旅行なの?」
「そうだよな?なんか普通の観光じゃなくて完全にアトラクションとかイベントばっかりじゃないか?」
「ほら見て!伏見稲荷の千本鳥居を全部走り抜けよう!って何なのこれ?」
「清水寺の舞台から飛び降りるって……死ぬ気か?」
「あーはっはっはっ!!流石は太郎!修学旅行でも常に全力疾走だね!」
茅森は嬉しそうに笑う。彼女は相変わらずノリノリだ。
「うるさいぞお前ら!俺の考えた最高のプランを否定するのか?」
「否定も何も……そもそも学校の許可が下りるわけがないだろ。伏見稲荷は観光客も多いし危険だから禁止だし」
「清水寺は飛び降りても死ぬだけだぞ」
二人の反応に俺はムッとした表情を見せた。全く理解力がないやつらだ。
「いいか?修学旅行とは、生徒達が協力して学ぶ場なんだ。そして京都という地で、俺達の絆をより深めるためには、こういう体験が必要不可欠なんだ」
「そんな理屈が通るか!」
「第一、先生にバレたら停学だぞ」
「だ・か・ら!先生が来る前に全て終わらせておけば問題ないだろ!」
俺の言葉にキンジとオカルンは呆れたようにため息を吐く。
「お前なぁ……」
「第一、そんな無茶なスケジュールでの移動手段はどうするつもりなんですか」
「・・・タイムマジ「「駄目に決まっているだろ」」えぇ」
タイムマジーンの出動はあっさり却下された。
くそぉ……
「なら歩いていけばいいんだよ!」
「どこまで歩くつもりだよ……」
「伏見稲荷→清水寺→金閣寺→銀閣寺→二条城→八坂神社→嵐山……」
「一週間分くらいあるぞそれ……」
「無理があるでしょう……」
「大丈夫だって!俺とお前らならできる!絶対に成功させてやるぜ!」
「いや、無理だろ!」
「第一!なんでそんなに拘るんだよ!」
「「だって京都を思いっきり楽しみたいから!!」」
「「お前らは限度を知れ!!」」
そうしながらも、俺達は話し合った。
次回の王は
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妖怪王
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機械王
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怪獣王
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幻想王