サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
「まさか、本当に解決するなんて」
今回の堕天使の組織『教会』の事件に関しては無事に終わりを迎えた。
『教会』の幹部である堕天使達に関しては、きちんと生きている。
ただし、その臓器は、売られていない。
その詳細に関しては、あまり語るべきではないだろう。
「それで、彼女達はどこにいるのかしら?」
「・・・そうだなぁ、生きてはいるな」
俺はそれだけ呟く。
あれから、マグロ漁船に乗せようとした。
ただ、その場合だと、堕天使の場合は羽で逃げる可能性があるとされた。
堕天使の特徴である翼を奪うのは、さすがに不味いだろうとなった。
「それじゃ、今はどこにいるの?」
「まぁ、俺の知り合いに頼んで、借金が返せるまで働ける所かな」
随分前に、とある騒動に巻き込まれた。
冥界にいる知り合いに頼んだ。
その人物に頼んだ結果、風浴島に送り込んだ。
「それじゃ、大丈夫なの?」
「問題ないよ」
そして、はぐれ悪魔祓いに関しては、奴隷生活が待っている。
といっても、これまで殺してきた悪魔達への償いを行う為の行動だ。
「なんというか、あなたは、その」
「なんですか?」
「殺さなければ、何をしても良いという考えかしら?」
そんな事をリアス先輩は呟く。
「・・・別に俺は聖人君子じゃありません。許せない事だって、多々ありますよ」
俺はそのまま、言葉を続ける事にした。
「俺は、償う気のある者達だったら、彼らを助けるつもりです。その償う為に働くというならば、それに相応しい仕事をする為に俺も協力します。
けど、奴らにあるのは、自分の快楽の為、出世の為。私利私欲の為に他人を地獄に落とすような連中ばかりです」
「えぇ、そうね、実際に今回の1件の被害者を考えれば」
アーシアさんと出会った際に見た壁に貼り付けられた被害者。
彼らのような被害者は勿論、兵藤先輩のように殺された人達だっている。
そんな人達がいるのに、何もしないのは、むしろ不公平だ。
「王というのは、時には残酷にならなければならない時もあります。死ぬというのは、その一瞬で終わってしまいますからね」
「そうね、それを言われたら、私は確実に殺すわね」
「まぁ、それも間違ってはいませんからね、否定はしません」
俺はそう呟きながら、お茶を飲む。
「ただ、まぁ、やるというだけで、やりたいとは全然思っていませんがね」
「ふふっ、それは良かったわ。けど、アーシアには、どう説明しようかしら」
あれから、アーシアさんはリアス先輩の誘いに乗って、悪魔となった。
元々、身寄りもない彼女を保護出来る存在として、悪魔の中でも上位を位置するグレモリー家。
その次期当主であるリアス先輩ならば、アーシア先輩を任せられる。
「まぁ、そういうので、面倒な仕事が多そうだけど」
俺はため息を吐きながら、これからの出来事の事を考える。
次回の王は
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妖怪王
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機械王
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怪獣王
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幻想王