サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
現状、訓練を行うリアスさん達とは別に、俺と師匠は少し向き合っていた。
「さて、彼らの特訓は彼ら自身にお願いするとして、こちらで出来る事を行っておこうか」
師匠は、その言葉と共に取り出したのは簡易的なチェスボード。
なぜ、チェスボードを取り出したのかと言うと。
「彼らの持つ悪魔の駒。どうやらこれはチェスの駒を模した物だと聞いている。だからこそ、これでそれぞれの役割を考えてみてもいいだろう」
「確かに」
そうして、取り出した駒を並べていく。
それぞれの駒に合わせながら師匠は並べていく。
「これで全てだね」
「そうですか」
そうして並べ終えた時に、師匠は指を鳴らす。
すると、トリムマウがそれぞれの駒の特徴について述べていく。
それらの能力を簡単に纏めていく。
「こうして見ると、全員が確かに強いね」
あの時は、ジャンヌ・オルタと戦って、全員で負けたという印象があった。
しかし、それはジャンヌ・オルタ自身の能力もあるが、グランドオーダーという戦いを潜り抜けた経験もあったから、楽勝に見えただけ。
実際には彼らが強い事は明確だ。
「だが、現状の我々では、ライザー・フェニックスの不死身に対抗する手段はない」
「まぁ、確かに」
仮にライザーの眷属を全て倒したとしても、彼自身を倒す方法がなければ、この勝負に勝つ事は出来ない。だが、逆に言えば。
「不死身をどうにか出来れば、勝ち目はある」
「その通り、そして、私達には、その手段がある」
その言葉と共に笑みを浮かべながら、俺に向けて、念話でその方法を話した。
これは、外部に漏れたら、マズイ事もある。
だが。
「本当にそんな方法が出来るんですか?」
「可能と言えば、可能だ。事前にグレイフィアさんや今回の責任者にも確認した。最も、かなりギリギリだったがね」
笑みを浮かべながら師匠は確信したように言う。
「・・・ならば、これらを成功させる為に必要な条件は」
「あぁ、まず必要な条件の一つとしては、私達は極力手を出さない事。これは私達の魔力が少しでも減れば、勝利する可能性は低くなるからな」
「まぁ、実際に維持すのにも魔力が必要ですからね」
「二つ目は、ライザー以外の眷属を全て倒す事」
「まぁ、ある意味、対ライザーのような戦略ですからね。だけど、本当に効果はあるんですか?」
「まぁ、普通ならば効果はないかもしれないがね。けれど、再生には魔力が必要となる以上、相性は良いだろう」
「なるほど」
それを考えれば、この作戦が一番、勝率が高い。
「さて、そうと決まれば」
すると師匠は立ち上がる。
「彼らには頑張って貰う為にも、私からのアドバイスの数々を出さないとね」
「・・・師匠、一応聞きますが、その方法とは」
「何、レオニダス殿から聞いた特訓方法さ」
次回の王は
-
妖怪王
-
機械王
-
怪獣王
-
幻想王