サムライガールの幼馴染みは王様を目指す   作:ボルメテウスさん

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姫君と婚約騒動 Ⅴ

現状、訓練を行うリアスさん達とは別に、俺と師匠は少し向き合っていた。

 

「さて、彼らの特訓は彼ら自身にお願いするとして、こちらで出来る事を行っておこうか」

 

師匠は、その言葉と共に取り出したのは簡易的なチェスボード。

 

なぜ、チェスボードを取り出したのかと言うと。

 

「彼らの持つ悪魔の駒。どうやらこれはチェスの駒を模した物だと聞いている。だからこそ、これでそれぞれの役割を考えてみてもいいだろう」

 

「確かに」

 

そうして、取り出した駒を並べていく。

 

それぞれの駒に合わせながら師匠は並べていく。

 

「これで全てだね」

 

「そうですか」

 

そうして並べ終えた時に、師匠は指を鳴らす。

 

すると、トリムマウがそれぞれの駒の特徴について述べていく。

 

それらの能力を簡単に纏めていく。

 

「こうして見ると、全員が確かに強いね」

 

あの時は、ジャンヌ・オルタと戦って、全員で負けたという印象があった。

 

しかし、それはジャンヌ・オルタ自身の能力もあるが、グランドオーダーという戦いを潜り抜けた経験もあったから、楽勝に見えただけ。

 

実際には彼らが強い事は明確だ。

 

「だが、現状の我々では、ライザー・フェニックスの不死身に対抗する手段はない」

 

「まぁ、確かに」

 

仮にライザーの眷属を全て倒したとしても、彼自身を倒す方法がなければ、この勝負に勝つ事は出来ない。だが、逆に言えば。

 

「不死身をどうにか出来れば、勝ち目はある」

 

「その通り、そして、私達には、その手段がある」

 

その言葉と共に笑みを浮かべながら、俺に向けて、念話でその方法を話した。

 

これは、外部に漏れたら、マズイ事もある。

 

だが。

 

「本当にそんな方法が出来るんですか?」

 

「可能と言えば、可能だ。事前にグレイフィアさんや今回の責任者にも確認した。最も、かなりギリギリだったがね」

 

笑みを浮かべながら師匠は確信したように言う。

 

「・・・ならば、これらを成功させる為に必要な条件は」

 

「あぁ、まず必要な条件の一つとしては、私達は極力手を出さない事。これは私達の魔力が少しでも減れば、勝利する可能性は低くなるからな」

 

「まぁ、実際に維持すのにも魔力が必要ですからね」

 

「二つ目は、ライザー以外の眷属を全て倒す事」

 

「まぁ、ある意味、対ライザーのような戦略ですからね。だけど、本当に効果はあるんですか?」

 

「まぁ、普通ならば効果はないかもしれないがね。けれど、再生には魔力が必要となる以上、相性は良いだろう」

 

「なるほど」

 

それを考えれば、この作戦が一番、勝率が高い。

 

「さて、そうと決まれば」

 

すると師匠は立ち上がる。

 

「彼らには頑張って貰う為にも、私からのアドバイスの数々を出さないとね」

 

「・・・師匠、一応聞きますが、その方法とは」

 

「何、レオニダス殿から聞いた特訓方法さ」

次回の王は

  • 妖怪王
  • 機械王
  • 怪獣王
  • 幻想王
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