サムライガールの幼馴染みは王様を目指す   作:ボルメテウスさん

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騎士王と聖剣 Ⅷ

「ぐっここまでなのか」

 

そうしながらも、兵藤は見つめる。

 

現状、コカビエルが戦争を引き起こす為に起こした騒動。

 

それを阻止する為に、駒王学園で戦っていた、

 

既に、計画の要とされるエクスカリバーの破壊も成功していた。

 

あとは、全ての元凶であるコカビエルを倒すだけ。

 

だが、その一歩が届かない。

 

「やはり、お前達だけでは止められないか。まぁ、その為に奴らをわざわざ遠い場所に転移させたのだからな」

 

「やっぱり、太郎君達がいなくなったのは、お前の仕業なのね」

 

それと共に、ここまでの騒動が起きていながら、未だに姿を現さない太郎。

 

彼らの居場所を知っているのが、コカビエルだと、リアスは察する事が出来た。

 

「あぁ、そうだな。あのセイバー。この場にいる全員が戦ったとしても、勝つ事は出来ない。それ程の力を感じた。そして、あの太郎の元にはセイバー以外にも強者がいると聞いた!ならば、戦争での楽しみには十分過ぎるだろ!」

 

「まさか、その為に!」

 

「あぁ、そうさ。戦争で楽しむ為には、お前達程度の弱者は必要ない」

 

そうして、コカビエルは手を翳す。

 

その光景に、兵藤は目を見開く。

 

「止めろ!!」

 

コカビエルを止めるように手を伸ばす。

 

間に合わない。

 

そう考えていた。

 

その時。

 

「とりあえず、隙だらけの背中にエクスカリバー!」「ぎゃぁぁぁ!!」

 

「・・・・へっ」

 

コカビエルが宣言すると同時に、背中からいきなり現れた影。

 

その影によって、コカビエルの背中の翼は切り落とされた。

 

突然のコカビエルの絶叫に対して、その場にいた全員が驚きを隠せなかった。

 

「いやぁ、悪い、遅れた遅れた」

 

「遅れたって、太郎?という事はさっきのは」

 

「あぁ、アサシンだ」

 

そうして、露わになったアサシンと呼ばれた少女。

 

だが。

 

「マスター、言ったはずだ!私はセイバーだと!」

 

「・・・えっと、あの」

 

そこに立っていた彼女は、青いジャージにマフラーを身に纏い、青い帽子を被る少女。

 

衣装は違いはあるが、確かにセイバーだった。

 

「お前っなんでここに!」

 

「なんでって、普通にここまで飛んで来たんですよ」

 

「飛んで来たって」

 

そうして、太郎が指を向けた場所には、よくSF映画で見られるような宇宙船があった。

 

「・・・宇宙船?」

 

「結構、苦労したからな」

 

そうして、呟いていると。

 

「ぐっ、まさか、ここまで来るとはな、だが不意打ちをした程度で!」

 

そうして、コカビエルがセイバーに向けて、攻撃を仕掛けようとした時。

 

「クラスチェンジ、ランサー・オルタ」

 

その言葉と共に、コカビエルに迫る攻撃。

 

だが、それよりも早くコカビエルを吹き飛ばしたのは、槍による一撃。

 

「なっ」

 

見つめた先、そこに立っていたのは、先程の青ジャージの少女ではなく、漆黒の鎧、さらには馬に乗りし女性。

 

その容姿は明らかに成長していた。

 

何よりも、見つめてしまうのは、その巨大な槍。

 

「ふんっ」「ぐっ」

 

先程とは違う強すぎる力。

 

それにより、コカビエルはそのまま吹き飛ばされてしまう。

 

幸い、体勢を整える事は出来たが、同時に構えていた。

 

「なんだっそれは」

 

困惑を隠せないコカビエルを余所に、太郎は。

 

「やっぱり、連続でやるのは体力がいるな」

 

ゆっくりと構えていた。

次回の王は

  • 妖怪王
  • 機械王
  • 怪獣王
  • 幻想王
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