サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
兵藤とヴァーリの戦いはギルガメッシュの乱入によって、終わりを迎えた。
だが、三大勢力の全員が俺達の方へと向けていた。
「さて、戯れも終わったな」
「その前にギルガメッシュ王、一つ、聞きたい事があります」
「なんだ?我は先程までの戦いで気分が良いからな、我の機嫌次第では答えよう」
「彼、太郎君は、一体どのような偉業をしたんですか?」
そう単純な質問に対して、俺は腕を組む。
「どのような偉業って言われてもなぁ、俺自身は特に何も」
「くくっ、マスターの認識は合っているようで、間違っている部分もあるからな」
そうしながら、ギルガメッシュは笑みを浮かべる。
「まぁ、我から話すつもりはない。先程の戦いも赤に勝利した以上な。だが、我以外の奴らから聞けば良い」
そう言うと、周りからの視線が厳しくなる。
ギルガメッシュはそれを見て楽しんでいる様子だった。
「ふんっ。ならば貴様らから直接聞いてみるといい。だが忘れるな。我が話すのはマスターが許可を与えた時だけだということを」
そう言って、俺の方を向く。
「どうする?マスター?」
そう尋ねてくるので、俺は首を横に振った。
「今は話すつもりはないよ。それにギルガメッシュ王が話してくれないのならば」
「まぁいいさ。だが覚えておけマスター。貴様の秘密はいずれ明かされることになる。それが運命というものだ」
そう告げると、ギルガメッシュは。
「では、さっさと帰るぞ、マスター」
「そうだな、ギルガメッシュ王」
そうして、俺とギルガメッシュはそのまま帰路に就く。
その後。
「そういえば、ギルガメッシュ王」
「なんだ?」
俺は、今回の事を考える。
ギルガメッシュが現れた事による影響。
それは大きい物となっただろう。
ただ。
「俺の名前が広がるのは良いけどさ、俺自身の情報を広げないで欲しいんだけど」
「ふんっ。我はすでに言ったはずだ。楽しみたいと」
そうしながら、俺達は帰路を帰りながら。
「そして、これからが本番だと理解しているな、マスター」
「・・・」
その言葉の意味を理解している。
「三大勢力、貴様も分かっていると思うが、これから先、奴らを含め、世界がお前を狙う。その際に貴様の武器となるのは、これまで貴様培った経験、そして我らサーヴァントを含めて、たったの16人の戦力のみ」
「あぁ」
どれだけ強くても、国を相手に勝つにはあまりにも無謀。
それこそ、伝説で残している存在を相手にするならば、尚更。
これまで、上手く行ったのは、あくまでも1人の強さが圧倒的な状況のみ。
「だからこそ、活かしてみろ、貴様の王道を」
その言葉に、俺もまた、王へと向かう道を改めて決断する。
次回の王は
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妖怪王
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機械王
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怪獣王
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幻想王