サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
夏休みが終わりを告げた。
その間に起きた出来事は、数多くの出来事を思い出す。
「なんというか、カルデアの時もそうだけど、夏のイベントって、本当に色々とあったなぁ」
まさかの冥界で過ごす事になるとは、さすがに予想外だった。
それでも、これからやる事は決まっている。
「という事で、働くぞ!」
「えっ嫌だ」
そう、俺は今回、同行しているサーヴァントに対して、意気込みを言う。
だが、彼女は特に興味がないように断る。
それを聞くと同時に、とりあえず、俺はそのままため息を吐きながら、ぐりぐり攻撃を行う。
「ぎゃぁあぁぁ!痛い!マスター!」
「少しは仕事をしろ、徐福」
そう言いながら、俺は呆れるように呟く。
俺が召喚したサーヴァントの一体であり、アルターエゴの枠で召喚した徐福。
彼女は、召喚したサーヴァントの中でも最弱ではある。
だけど、今回の場合は戦闘以外が主な仕事の為、彼女が役に立つ。
「いや、なんで私を呼んだの!こういうのは、あのいけ好かないライダーの仕事でしょ!」
「師匠は、何やら忙しいんだよ」
本当の所は、師匠を呼んで、一緒に調査を行いたかったが、この2人がコンビを組むとしたら、確実に面倒な事になる。
それは、他の面々と話した結果でも分かった事なので。
「それで、お前が調べたいってのは、死に関する事なんだろ」
そう、話していると、徐福は少し真面目な表情となる。
「あぁ、今回の事件。隠されている事が多すぎる。それを調べようにも、情報の多くは上層部に隠されている。探ろうとしても、おそらくは時間がかかるし、その間に証拠を隠される可能性がある」
「なるほど、それで私の出番って事か」
「そうなんだよ。お前の得意分野なんじゃないの? 道術ってそういう調査にも使えるんだろ?」
俺は期待半分、冗談半分で問いかける。徐福の顔は一瞬曇ったが、すぐにいつもの自信過剰な笑みに戻った。
「フフン、まぁ、こういうのは得意だからね」
「それで、かなり面倒な事を起こしたからな」
「それを言うならば、カルデアのサーヴァントの大半がかなりやっているだろ。まぁ、良いけど」
そうして、徐福はため息を吐く。
「道術と言っても、万能じゃないから。それは理解してよねぇ。しかも調べる所の年数もかなり過ぎているからね」
そう言いながら、徐福は呆れる。
「だからこそ、マスターの魔力を使うけど、良いのかな?」
「構わないよ。それが必要な事なら」
「・・・まぁ、そういう事なら」
そうして、徐福が言う。
「さて、それじゃ、調査を行おうか」
「報酬は、今度、絶花ちゃんとマシュちゃんとスイーツバイキングを奢ってね」
「・・・オカンに相談して」
次回の王は
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