サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
アザゼル先生から、詳しい情報を聞く事にした。
「俺も未だに分からない事だらけだ。けれど、この土地で住む事になって、妙な情報があった。それが、リアスの前にこの領地を治めていたクレーリア・ベリアルだ」
「その辺の事情に関しては、俺達も既に知っています」
「それを知っているって事は、もしかして身内のディハウザーか?だとしたら、この情報も知っているか」
それと共にアザゼル先生が次に出したのは、とある人物。
「これは」
「教会の戦士である八重垣。同じ時期に来ていた奴だ」
「・・・教会の、現場での魔力から考えると」
「そこまで調べているんだったら、俺からの答えは簡単だ」
そうして、アザゼル先生もまた呆れたように言う。
「敵対勢力同士が恋人になった。それがばれたら危険だと感じた悪魔と教会の互いの勢力が協力して消した。本当に下らない話だよ」
そうして話された内容はあまりにも滑稽だった。
「クレーリアさんも教会の戦士と付き合っていたんですね」
俺は冷静に分析しながら言った。
「ああ、そうらしいな」
アザゼルは煙管を取り出し火をつけながら答える。
「だが、これが真相とは限らないぞ? 情報源が信頼できるわけじゃないからな」
「……わかっています」
俺は静かに頷いた。
「隠されるには十分過ぎるか」
「そんなお前に朗報だ」
「何の朗報ですか?」
すると、アザゼルは、そのまま続ける。
「今度、リアスの所でレーティング・ゲームが行われる。そのレーティング・ゲームの対戦相手であるディオドラ・アスタロトの裏に何かある。もしかしたら」
「また、似たような事が起きる可能性があるって?」
「あぁ、あいつはどういう訳かアーシアに執着している」
「うわぁ、それって、かなりヤバいぞ」
「俺もそう思ったよ」
そうして俺達は一旦解散する事となった。
俺達が向かった場所は学校の廊下であった。
廊下は静かで誰も居なかった。ただ二人だけだ。
そしてアザゼル先生と別れた後すぐさま動き出した俺達。
「それで、どうするのぉ?なんだかさらに面倒な事になりそうだけど」
徐福の言葉に対して、俺もまた頷いてしまった。
だが、こうなった以上は止められない。
「とりあえずは、今度のレーティング・ゲームでは、おそらく呼ばないと怒るからなぁ」
「まぁ、それは私が楽になるから、良いけどねぇ」
そうしながら、俺達はさらなる情報を求めて、動き出す。
「それにしても、あいつと一緒にいた奴はこれまでの奴らに比べて弱いけど、果たして、どんな奴なのか」
次回の王は
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妖怪王
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怪獣王
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幻想王