サムライガールの幼馴染みは王様を目指す   作:ボルメテウスさん

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死の真相と道術 Ⅴ

アザゼル先生からの誘いもあり、俺達はリアス先輩達のレーティング・ゲームを見学する事になった。

 

レーティング・ゲームの対戦相手であるディオドラ・アスタロトには、怪しい噂がつきまとっている。どうやら彼はアーシアに執着しているようで、今回のゲームでも何か企んでいる可能性が高い。俺達が会場に到着すると、指定された席にはすでにアザゼル先生の姿があった。

 

「来たか」

 

アザゼル先生は椅子に深く腰掛けていた。

 

「それで、そっちの嬢ちゃんは」

 

「ふんっ、別に良いでしょ」

 

そう、俺の隣にいるジャンヌ・オルタは不機嫌な様子だった。

 

今回の1件を聞いたジャンヌ・オルタは、すぐに駆けつけた。

 

最も、かなり不機嫌な為か徐福が俺の後ろに隠れていたが。

 

「そうか?俺の話によると」

 

「あぁ」

 

そうして、俺はジャンヌ・オルタを見つめる。

 

「お前はアーシアさんの過去の被害者だろ。だからこそ、こうして来ると思ってはいたさ」

 

「・・・まぁね」

 

そうして、ジャンヌ・オルタは目を閉じた。

 

「けれど、それだけで私が来ると思うの?」

 

「思っていませんよ」

 

俺はその言葉に笑みを浮かべる。

 

「ただ単純にあなたがここに来た理由があるはずですから」

 

「まぁ、確かにそうだけどね」

 

彼女は少し困ったように眉を寄せる。

 

「でも、ここには来て欲しくなかったんじゃないのか?」

 

「いや?別に構わないよ。むしろ歓迎するぜ」

 

アザゼル先生が笑みを浮かべながらこちらを見てくる。

 

「だってさ。もしもの時に備えておけるからな」

 

そう言いながら彼はニヤリと笑う。

 

「まぁ、そんなに警戒しなくても大丈夫だと思うけどな」

 

「そうですね」

 

俺は苦笑いしながら答える。

 

「お前のことだからどうせ何か企んでるんだろうけどな」

 

そうしていると、こちらを見ていた2人がいた。

 

「それで、こちらの人は?」

 

すると、その内の老人は面白そうにこちらを見る。

 

「なるほど、そちらにいるのが噂の英雄を召喚する少年か」

 

「あぁそうだな」

 

アザゼル先生は頷く。

 

「それじゃ、自己紹介だな」

 

すると、俺はその2人を見る。

 

「それでは、自己紹介を、オーディン。北欧の神と言えば分かるな」

 

その言葉に対して、俺は。

 

「へぇ、ロボットじゃなかったんだ」

 

「なぜ、ロボットになるんじゃ」

 

そうして、呆れられている。

 

「なっなんというか、噂以上にとんでもない人ですね」

 

「まぁね、そっちの人は?」

 

「アースガルズの主神・オーディンのお供を務めていたヴァルキリーを務めているロスヴァイセです」

 

「へぇー」

 

そうして俺は挨拶をする。

 

「それにしても、まさかここまで若いとは思わなかったな」

 

オーディンさんはそう呟きながら俺を見ていた。

 

「いやいや、普通ですよ」

 

俺は慌てて否定する。

 

「そうですか?」

 

ロスヴァイセさんが不思議そうな顔をする。

 

「いやいや普通じゃないわよ、この馬鹿は」

 

「そうですね、マスターは普通じゃないですね」

 

そんな2人に言われながらも、レーティング・ゲームが始まろうとした。

次回の王は

  • 妖怪王
  • 機械王
  • 怪獣王
  • 幻想王
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