サムライガールの幼馴染みは王様を目指す   作:ボルメテウスさん

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死の真相と道術 Ⅵ

レーティング・ゲームが行われる。

 

その中で、何か手掛かりがあるか。

 

そう考えていた時だった。

 

「あれは、まさか禍の団の」

 

「・・・向こうはとっくに繋がっていたという事か」

 

その事に対して、俺は呆れていると。

 

「へぇ、巫山戯ている趣味をしているじゃないの」

 

ジャンヌ・オルタは怒りの表情を見せている。

 

それは当然だ。

 

「アヴェンジャー」

 

「マスター。これを見て怒らない方が狂っているに決まっているでしょ」

 

そうして、ジャンヌ・オルタは言う。

 

けれど。

 

「無駄に魔力を使うな、これから奴らをぶっ潰すんだったら」

 

その言葉を聞くと。

 

「・・・そうね、だったら、早くしなさいよ」

 

「まぁ、それはアルターエゴに任せないと」

 

「えぇ、本当に面倒な事を」

 

「まったく、なんで私が働かなきゃならないの?」

 

徐福が頬を膨らませながら霊符を広げる。

 

「だってお前しかいないじゃん」

 

「うぅ~!マスターの鬼畜!悪魔!」

 

徐福が飛び跳ねるように抗議するが、結局は札を地面に並べ始めた。

 

「転移先は会場の上空。そこに空間の歪みがあるわ」

 

ジャンヌ・オルタが低く呟く。

 

「了解。アルターエゴ、急いでくれ」

 

「はいはい!まったくもう……」

 

徐福が詠唱を始める。古の文字が空間に浮かび上がり、床が青白く輝き始めた。

 

「うわっ!なんか眩しい!」

 

「太郎!私を離さないで!」

 

背後からジャンヌ・オルタが飛びついてきた。腰に両腕を回され、胸が押し付けられる。柔らかい感触に思わずドキッとする。

 

「ちょっ、アヴェンジャー!?」

 

「安心して!私のことを絶対に守ってくださいね!」

 

甘えた声で耳元で囁かれ、思考が乱れる。

 

「うわぁぁぁっ!」

 

視界が真っ白に染まり──次の瞬間、俺たちは会場の上空にいた。

 

その中心でディオドラと禍の団が対峙していた。

 

「成功ね」

 

徐福がふぅっと息を吐く。同時に周囲が安定し始める。

 

「さて、アヴェンジャー。準備は?」

 

俺が問いかけると、ジャンヌ・オルタは不敵な笑みを浮かべた。

 

「もちろんですわ、マスター。あいつら全員燃やし尽くしてやるわ」

 

金色の瞳が怒りに燃えている。

 

「はぁ……まったく」

 

ジャンヌ・オルタが溜息と共に左手を掲げる。紅蓮の炎が螺旋を描きながら渦巻き始め、まるで生き物のように蠢く。

 

「マスターのご命令通り――灰にしてあげるわ」

 

瞬間、眼下の会場が鮮烈な朱に染まった。

 

業火の柱が禍の団兵士たちを貫く。

 

鉄塔のような炎が建物ごと敵集団を溶かし尽くす。焼け焦げた金属の匂いが鼻を突く。

 

「先程のは、まさか」

 

「全く、面倒な事になっているわね」

次回の王は

  • 妖怪王
  • 機械王
  • 怪獣王
  • 幻想王
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