サムライガールの幼馴染みは王様を目指す   作:ボルメテウスさん

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太陽と悪戯 Ⅳ

「えっと、その確認したいのだけど、良いかしら?」

「なんだ?」

「ランサー、そのあなたの本当の名前はカルナという事は理解したわ。けれど、それが共闘出来ない理由とどう繋がるのですか?」

「理由か、簡単に言えば、俺の力は、父、太陽神スーリヤから受け継がれている。故に、俺の力の多くは太陽の炎と同じだ。太陽の力故に、お前達の弱点である悪魔が近くにいれば、どのように弱めても、お前達に大きなダメージを受けるだろう。

そして、それを考慮しても、お前達自身の本来の力を発揮出来ない可能性がある」

「つまりは」

「俺と共闘すれば、お前達が弱体化するだろう。そう考えれば、お前達と共に戦えば、死んでしまう可能性がある。故に俺とお前達は別々の敵を対処した方が良いと考えた」

 

そう、カルナからの説明を聞いた一同は全員が納得しながらも、微妙な顔をしていた。

 

「そっそれは、もっと早く言えなかったのか」

「言うとは何の事だ?俺は初めから事実を言っただけだ」

「明らかに言葉が足りなかっただろ!」

 

そうして、兵藤が突っ込んでしまった。

 

「まぁ、ランサーの性格は昔からこうだからな。本当に凄く良い人で、頼まれたらどんな事もやってしまうぐらいだから。ただ、言葉が一言足りないような一言多いような」

「あっあぁ、それはまぁ、うん。部長を助けて貰ったから、それは分かるけれど、その」

「なんだ?」

「カルナって言う、英雄はあんまり知らないけど、強いよな」

 

その呟きに対して、横に入って来たのは。

 

「強いという言葉では足りないな。もしも、カルナが復活しているとなれば、禍の団は勝てるかどうかも怪しいな」

「ヴァーリ!」

 

その言葉と共に、俺達の話に入って来たのは、ヴァーリだった。

その後ろには、彼のメンバーだと思われる面々がおり。

 

「彼がアーサー王従える人物か」

「なんというか、結構普通に見えるけど、やっぱり凄いのかねぇ」

「・・・手、出すにゃよ」

「分かっているって」

 

そう、軽い話し合いをしている面々の中に黒歌もいた。

黒歌がいた事に対して、小猫ちゃんは僅かに震える。

最近、卑弥呼が彼女と一緒に接しながら、これまで迫る事が出来なかった心のケアも行っている為、多少は良くなっていると思うが。

 

「ヴァーリ、なんでお前が」

「何、北欧の神の1人であるロキにフェンリルと戦えると聞いてね、一時共闘を申し込もうと思ったのだが、まさかカルナがいるのは想定外だったからな」

「お前も、そんなに警戒する程なのか」

 

そう言うと、ヴァーリは続ける。

 

「あらゆる武芸に精通し、神々でさえ破壊は困難とされている黄金の鎧、あらゆる存在を焼き尽くす炎の槍。それらを聞けば、この場にいる面々が全員で戦っても勝てると思うか?」

「っ」

 

それだけ聞いたら、ランサーの強さに納得した様子。

 

「別に俺は強くなどない。何よりも時代が進めば、俺以上の強者など簡単に誕生する。故に俺は鍛錬を欠かさずに行うだけだ」

「まぁ、結構、色々とあったからな。実際にあの時の戦いはヤバかったからな」

「ふむ、あの時か、確かにあの時はな。だが、マスター達のおかげで、勝利出来たからな」

 

そう、俺はこれまでの戦いを思い出していると。

 

「待て、カルナ程の強者でも危険な出来事だと、それは一体」

「まぁ、特に気にしなくて良いよ、この世界には特に関係ないから」

 

俺はあくまで、そう言いながら、話を終わらせる。

実際に、俺が戦ったのは、別の世界の出来事だから。

次回の王は

  • 妖怪王
  • 機械王
  • 怪獣王
  • 幻想王
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