サムライガールの幼馴染みは王様を目指す   作:ボルメテウスさん

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太陽と悪戯 Ⅴ

カルナの正体がバレ、今後の方針が決まった頃。

深夜、俺達はひっそりと会っていた。

 

「それで、結局はこれからどうするつもりにゃ?」

 

黒歌は、そう話してきた。

今回、ヴァーリが合流したのは、実は黒歌からの提案のおかげでもあった。

今後の活動において、彼らがどのような立ち位置になるのか。

それが未だに不明な事もあった。

以前、会った時に、ヴァーリが言っていた三大勢力を裏切った理由としては、強者と戦いたい。

 

「そう言われてもな、結局の所、あいつは世界征服とかそういうのは本当に興味ないだろ」

「まぁ、そうだにゃ。ヴァーリもそうだけど、私が所属している奴らはそういうのには興味ないにゃ。むしろ、他の奴らから疎まれているぐらいだにゃぁ」

「なるほどねぇ」

 

それを聞いて、俺はなんとなくだが、組織の全体図が見えた気がする。

これまで、俺達が相手をしてきた団員もそうだが、基本的に戦ったのは旧魔王派と呼ばれる奴ら。

同時に高水準の兵力を持っていたが、それ以上に纏まりがない。

 

「それに、最近は面倒な事になっているからにゃぁ」

「面倒な?」

 

その言葉に対して、俺は思わず聞いてしまう。

 

「オーフィスの奴、この前の戦いで太郎を見て、興味を持ったみたいにゃ」

「オーフィスって、禍の団の?」

 

そう尋ねると、黒歌は頷く。

 

「そうにゃ、どうも、太郎が弱いのに、英霊達が従うのはとんでもないし、何よりも太郎の繋がりが、何やらとんでもないドラゴンと繋がっているようだけど、覚えは」

 

その言葉を聞いて、俺は。

 

「・・・そう言われてもなぁ」

「覚えはないかにゃ」

「いや、むしろありすぎて、どれか分からない」

「あるのかにゃ、いや、ありそうだとは思ったけど」

 

そうしながら、俺はオーフィスが感じたという気配に関してを思い出す。

思い出すのだが。

 

「どっちなんだ?」

 

こちらの世界に来た際に、ドラゴン。

それに該当する英霊は、2人。

だが、その性質は明らかに正反対と言える。

というよりも、どちらもかなりヤバいと言える。

 

「そっそんなに悩む程かにゃ」

「はっきり言って、片方だけでも世界を滅ぼせる可能性は十分にある」

 

というよりも、実際に世界を滅ぼしかけたからな、片方は。

もう片方も、あと少しの所で阻止出来たが。

 

「いや、太郎の家臣はどうなっているんだにゃ、世界を救える英雄だけじゃなくて、世界を滅ぼす存在が一緒に従っているんだにゃ!?」

 

そう言われても。

 

「世界を救うのも、世界を滅ぼすのも、どちらも同じ力。だったら、どちらにしても力の使い方次第だからな」

「・・・なんというか、とんでもない存在にゃ」

次回の王は

  • 妖怪王
  • 機械王
  • 怪獣王
  • 幻想王
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