サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
あれから、数日。
今回、オーディンが日本に来た日本の神様が会談を行う、
都内のとある高層高級ホテルの屋上にいた。
周囲のビルの屋上に生徒会長と生徒会メンバーが各々配置され、待機していた。遠目に小さな人影が佇んでいる。
「それにしても、日本の神様かぁ」
「会いに行かないのか?」
「色々とね」
「ふむ、もしかして、アサシンの1件も含めてか」
そう、カルナから言われて、俺は頷くしかない。
「知っていると思うが、ある意味、一番ヤバいからな。実はさっき、密かに会ってな。
京都には修学旅行で行く事になったから、そこで詳しい話をしたいって」
「つまり、京都に行くメンバーは、アサシンという事か」
「まぁな、その場合はバーサーカーも一緒だけどな」
「打倒だな」
カルナも同意を得られると共に、俺は立ち上がる。
「時間だな」
「あぁ」
その言葉が合図だった。
俺達の身体はすぐに転移された。
この転移された感覚は、どこかレイシフトに似ている。
そうしている間に、俺達が転移した場所は、荒野。
次に目を開いたとき、そこは大きく開けた土地だった。
岩肌ばかりで、確か、古い採石場跡地だった.
そうして、転移された先。
そこに待ち受けていたのは。
「・・・ふむ、お前達だけか」
そう、ロキは呟く。
今回の作戦は、役割分担となった。
本来ならば、ロキに対抗して、複数人で纏める必要があった。
けれど、ロキがどのような策を行うのか分からない以上は無理だ。
よって、考え抜いた作戦としては。
「そうだ、この場で、ロキ。お前の相手となるのは、俺とマスターの2人で行う」
それは、ロキに対しては、俺とカルナだけで行う。
カルナは、基本的に太陽の力を使って戦闘する。
だからこそ、悪魔である兵藤も十全の力を発揮する事が出来ず、カルナもまた力を加減してしまう。
だが、ロキだけではなく、神殺しのフェンリルがいる状態では、この2人を同時に相手は無理だ。
だからこそ、フェンリルは、兵藤達に任せる事にした。
「なるほど、確かに打倒だ、良い作戦だ。俺を倒せると思っている事以外はな」
そうしながら、ロキは不敵な笑みを浮かべる。
「カルナ、お前のそれは生前の力を十全に発揮出来ていないだろう」
それに対して。
「あぁ、そうだな、生前の俺ではない事は承知だ。しかし、ロキ。貴様が勘違いしている事がもう一つある」
「なんだと?」
「俺達は成長する事は出来ない。だが、マスターが、その可能性を広げる」
「唯我太郎がだと?」
俺に向けて、そう睨み付ける。
対して。
「まぁな、けれど、かなり無茶だけど、やるしかないか」
次回の王は
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