サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
オーディンを守る為の戦い。
それは無事に守り切る事が出来た。
俺とカルナが戦ったロキは、カルナが放った宝具によって、完全に気絶した。
主犯格であるロキを確保する事に成功した俺達は、戦いが終わった。
それ以外にも、フェンリルと戦っていた兵藤達も無事に勝利していた。
その結果として。
「はぁ、さすがに魔力を使い過ぎた」
そうしながら、俺は身体の中にある魔力が全て使い切ってしまった。
「マスター、さすがに神話礼装は、危険過ぎたのではないか」
カルナの問いかけに対して、俺は苦笑いをしながら答える。
神話礼装。
それは、俺達の中では切札と言える代物。
英霊達の生前の能力以上に発動させる事が出来る。
「・・・やらなきゃ、ロキはそれ以上に何かを行う。それを防ぐ為だ」
ロキは、北欧神話の中でも厄介な部類に入る。
狡賢さだけでなく、高い能力を持っている。
「そういう相手に対しては、何かを行う前に潰さなければならない」
俺は、そう答えながら言う。
グランドオーダーの経験で相手の隙を突く戦略を説明。
その視点からロキの危険性を分析し、瞬時な決着が必要だったことを主張。
「なるほどな、マスターがそこまで考えていたのならば仕方ないが・・・。もしも令呪を残していない状況だった場合」
「・・・ロキが俺を狙った事に対する備えもなかった訳じゃないさ」
俺はそう言って、カルナに説明する。
「そもそも俺の考えでは、神話礼装を使用すると同時に、令呪が3つ残っているならば問題ないと思っていた」
神話礼装を使用する際に令呪を使えば、神話礼装が解除された時点で令呪は自動的に復活する。
ただ復活まで時間があるので、その間に仕掛けられてはアウト。
「けれど、令呪を全て使った時点で、俺を狙ってきたロキは想定外だった」
だからこそ、俺は笑みを浮かべた。
「この戦い、俺にとっては油断は出来ない物だった。本来の役割を俺自身が行えなかったが、それでも」
カルナは、戦いの最中で起きた出来事を思い出すように呟く。
この戦いにおいて、本来だったら、姫島先輩の親子の問題をカルナ自身も解決したかった。
けれど、長い間、溝があった。
しかし、フェンリルとの命懸けの戦いの最中。
2人は、互いの本音が語られた。
僅かな溝は未だにあるが、カルナが心配が僅かに消える程度までは良くなった。
「・・・マスター」
「なんだ?」
「お前も気づいていると思うが、この世界で活動する時は気をつけろ。おそらく、次に来るのは」
そうして、カルナは。
「俺達と同じ英雄が来る可能性がある」
次回の王は
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妖怪王
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機械王
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怪獣王
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幻想王