サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
試合が始まった。
リアス先輩の戦いが始まった。
「どうやら、始まったようだな」
「あぁ、それにしても」
俺は思わず、ため息を吐く。
「どうかしたのか?」
「わざわざ本陣の場所を教えるなんて、こっちに有利過ぎないか」
「それは一体、どういう事なんでしょうか?」
俺の言葉に対して、グレイフィアさんは疑問に思ったのか、首を傾げた。
それと同時に絶花は苦笑いをした。
「そう言えば、確か、今回は」
「あぁ、滅と言峰の2人がいるからな」
それと共に旧校舎の屋上には、滅と言峰が立っていた。
『まさか、始めから敵の本陣を教えてくれるとはな』
『多少の手間を省けたと言うべきと喜ぶべきだろう』
それと共に滅が取り出したのは、一つのプログライズキー。
『変身』『ドード!Break down.』
鳴り響く音声。
それと共に、滅の姿は変わる。
ドードー鳥を模した頭部が特徴的な赤いライダーであり、その手には、アタッシュショットガンを持っていた。
同時に、そのまま地面へと寝転ぶ。
『さて、私も始めるとしようか』
その言葉と共に言峰もまた、その手を構える。
すると、滅の持つアタッシュショットガンの銃身に合わせて、狙撃銃を思わせる銃身が装着される。
「あれは、もしかして」
「言峰の持つ神器は、魔銃創造。魔剣創造の変異版で、銃を創造する事が出来る。それを応用しています」
それと共に、そのままドードプログライズキーを、そのままアタッシュショットガンに装填する。
"Progrise key confirmed. Ready to utilize."
それに合わせるように、言峰も双眼鏡を覗く。
『ターゲット、確認』『目標、センターに捕らえる』
それに合わせるように、銃身には赤い雷が集まり始める。
それと共に、その狙いをより正確に。
窓から既に余裕の笑みを浮かべるライザー・フェニックスの頭に狙っている。
『チャージ完了まで、3・2・1、ヘッドショット、ファイヤ』『ファイヤ』
その言葉と共に放たれた一撃。
それは赤い電撃であり、真っ直ぐとライザー達の本拠地である新校舎を一瞬で塵に変える。
「ほぅ」「っ」
それには、さすがのサーゼクスも、グレイフィアも驚きを隠せなかった。
「グレイフィア」「はっはい、今の攻撃により、ライザー・フェニックスの戦力は半分以上が削れました。兵士は全滅。それ以外にも大きなダメージを受けています」
そうしている間にも、アタッシュショットガンを投げ捨て、次のアタッシュショットガンの準備を行う。
『続いて、威嚇射撃の準備』『了解』
それと共に、次々と攻撃を行い始める。
「これは、驚きを隠せないね」
「レーティングゲームがどのような物か分かりませんが、俺がまず最初にライザー・フェニックスとのレーティングゲームで注意するべきなのは、サクリファイスを利用した戦術です。豊富な人材があるライザーならば、それが可能だと予測した。なので、始めに、戦力が全て集まり、油断が集まりやすい、この時に攻撃を行う事にしました」
「なるほど、レーティングゲームでは、互いに陣地を攻め込む事を前提に行う。よって、このような攻撃はベテラン程、ひっかりやすい訳か」
「あぁ、だからこそライザーにとっては未知でしょうね。しかも、魔力もない純粋な電気による攻撃は」
その音声を合図に、他のメンバー達も動き始めた。
「敵からしたら、何時襲い掛かるか分からない攻撃による恐怖。
味方からしたら、狙撃によって、敵に狙われてもすぐに対応してくれるか」
それに対して、俺は頷く。
「これが、もしかして言っていたとっておき?」
「違うぞ、俺達が考えた作戦は、簡単だ」
「簡単?」
「ライザーには、自分の再生能力で苦しんで貰う。上手くいくか、分からないけどな」
次回の王は
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妖怪王
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幻想王